永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

勝負。

毎日、私は勝負を挑んでいる。相手は私自身。いや、カッコつけてるとかそういうのじゃなくて、大マジメに。

毎朝、私は朝食を作りながら、今日1日の予定を頭の中でシミュレーションするという話は以前にも書いたと思う。

で、撮影した朝食の写真を今日の予定とともにtwitterにアップして、1日がはじまるのだが、勝負はここから。

シミュレーションした通りにできるか否か。ルールはそれだけ。

例えば、「今日中に原稿を書き終える!」と宣言する。その通りにノリノリで原稿を書いている途中で電話やメールで問い合わせがあって、中断を余儀なくされる。結果、集中力が途切れてしまい、原稿を書き終えることができないことも多々ある。

今日1日の予定をシミュレーションしているときは、不測の事態や自分自身の怠け心はいっさい想定していない。いわば、理想とする自分を思い描いている。

ゆえに、思い通りにいかないとヘコむ。これが理想と現実のギャップというものだ。

だから、理想とする自分に勝負を挑むのだ。負けることが多いけど、たまに勝つと天に向かって拳を突き上げたくなるほど爽快な気分になる。

勝率は3割くらいだろうか。せめて5割は勝てるようになりたい。そのためには、怠け心に打ち克つ強靭な心を持ち、自分自身をコントロールせねばならない。

明日から3日間、毎日撮影が入っている。「これでいいや」と妥協することなく、どこまでクオリティを追求できるか否かが勝負である。

明日は絶対に勝つ!


※写真は、久しぶりに食べた「う中」。暑かったから「ころ」で。