永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

2023年を振り返って。

このブログは毎晩24時更新なので、日付が1月1日でも大晦日に書いている。ゆえに新年の挨拶は1月2日付のブログでさせていただく。

さて、大晦日ということで、この1年を振り返ってみようと思う。

2023年の私にとって最大のニュースは、やはりフリーランスから法人にしたことだ。法人なんて莫大な社会保険料はかかるわ、法人税も払わねばならないわでメリットなんて何一つないと思っていた。

「法人化すれば社会的信用が得られる」という話も聞いていたが、今ひとつピンと来なかった。っていうか、どうでもイイと思っていた。

法人化するメリットも、社会的信用も、今でも重要視はしていない。そんなものはカメラマンとして、ライターとして名が売れればついてくると思っているから。

従業員を雇って会社を大きくしたいとは1ミリも思っていないし、売り上げを伸ばしてセレブな暮らしをしようとも思ってはいない。

仕事のスタンスはフリーランスの頃とまったく変わっていない。法人化する必要なんぞなかったのではないかと思うだろう。それは違う。

法人化したのは、法人でなければできない大きな仕事をするチャンスが与えられるからにほかならない。

先日、ある飲食店のオーナーと会った。どうしても経営の話になってしまうのだが、私はスラスラとアドバイスをすることができたのだ。これには私自身が驚いた。

飲食店経営における成功事例を数多く取材してきた私の頭の中には蓄積された膨大なデータがあるのだ。これも商売にならないかと思ってる。

しかし、法人でなければできない仕事の本命は、地方創生である。プロジェクトの企画立案だけではなく、PRには欠かせない写真や文章も、印刷物やwebなどのツールの制作もすべて請け負うことができるのだ。これは絶対にニーズがあると思っている。

来年は従来通り、カメラマンとして、ライターとして、メディアや広告の仕事をしつつ、地方再生の仕事にも積極的に取り組んでいこうと思う。

拙ブログをご覧の皆様、本年は大変お世話になりました。ブログを丸5年間続けてこられたのも、見に来てくださる皆様のおかげであり、皆様の存在こそが毎日更新し続けるモチベーションに繋がっています。

ブログを始めた頃、5年間書き続けるのがとりあえずの目標でした。言い換えるならば、5年で辞めるという選択肢もありました。

しかし、まだまだ私も夢の途中にいます。ぶっちゃけ、法人化した目的である地方創生の仕事を得るために何をすればよいのかもわかっていません。

少なくとも自ら情報、というか「オレはここにいるぞー!」ってことを発信しなければ、それこそ本当に夢ではなく妄想で終わってしまいます。

だから、これからもブログは続けていきます。

皆様、来年もよろしくお願いいたします。