永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

変わる時。

早いもので2019年の1月15日からこのブログを始めて5年が経とうとしている。最初の2年は大晦日やお正月は休んでいたが、年中無休で記事を更新するようになって3年。

このブログでオノレの人生を変えてやろうと思ったが、変わったのだろうか。

まず、文章を書くことが苦ではなくなった。まだ好きとまでは言えないけど、これは私にとって大きな成長である。

ブログを始めて変わったのはそれくらい。人生を変えるというのはそんな甘いものではない。逆にブログごときで変えられるような人生を歩んでいないという気持ちも心のどこかにある。

では、このブログそのものは、この5年間で変わったのか。

アクセス数は100から130。私ごときが書くブログにこんなにも多くの人が来てくださることが嬉しいし、ありがたい。その反面、この程度のアクセス数では何の影響力もないとも思う。

知る人ぞ知る存在でよい。そんな思いもあったが、それはアクセス数が少ないことへの言い訳ではないのか。

メディア業界の、しかも地方の片隅で「オレはここにいるぞ!」と叫んだところで誰の耳にも届かない。そうなると、本当にただの自己満足ブログに終わってしまう。

だから、もっと多くの人に読まれるようにこのブログを育てる努力してみようと思う。つまり、「オレはここにいるぞ!」という叫び声を大きなものにするのだ。

ブログとは直接関係ないかもしれないが、この3年で生活は大きく変わったように思う。いや、悪い意味で。新型コロナを機にほとんど外へ飲みに行かなくなった。仕事以外で人と会わなくなった。

人との出会いが人生を変えるきっかけになるのは間違いないのに、人との出会いから新しい仕事も生まれるのに。その点は大いに反省している。

この3年間は仕事ばかりしてきた。それはそれでよいことかもしれないけど、心に余裕がなかったのもまた事実。

来年は私自身を取り巻く環境が大きく変わるのは間違いない。私も変わる時なのかもしれない。