永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

蕁麻疹。

数ヶ月前から蕁麻疹が出るようになった。どうも食事をした後に、体温が上がると出るようだ。蕁麻疹が出ると、腕と脚、背中がやたらと痒い。2、30分もすれば治まるんだけどね。

ネットで調べてみると、「温熱蕁麻疹」らしい。読んで字のごとく、体が温まると出る蕁麻疹のことで、そのメカニズムについてはわかっていない。

20代から40代の女性に多く見られるらしいが、オレは50代のおっさんなんだけど。

軽度の場合は自然に治る場合もあるが、重度の場合は呼吸困難や吐き気など、重篤な症状を伴うことがあるという。その度合は何をもってはかるのかさっぱりわからない。

これからどんどん暖かくなり、梅雨を迎えて、夏が来る。服装も半袖になるし、蕁麻疹が出たのを人に見られるのはイヤだなぁ。

講演会のレジュメ。

今日はひたすらPCに向かって原稿書きまくり。夕食を摂った後も書き続けて、22時をまわってしまった。株式会社つむぐはブラック企業なのである(笑)。

しかし、そのおかげで9割以上は終わった。後は原稿の締めくくりとタイトル、小見出しを入れるだけ。これは明日にまわそう。

原稿を急いでいたのは理由がある。明日は5月に開催される講演会のレジュメ作りに取りかかりたいのだ。

レジュメも原稿書きと同じで、問題提起にはじまり、検証や実証のレポートを経て、結論に持っていく。つまり、ストーリー的なものが必要になる。

文章だけではなく、写真や場合によっては動画も用意せねばならず、完成までに時間がかかるのである。

できれば明日の午後から始めて、日曜日までには完成させたい。で、主催者の方にチェックをしてもらいたい。

ちなみに講演会は5月9日(木)で、テーマは「ローカルフードのこれから」。残念ながら、今回の講演会は愛知県一宮市に本社がある食品メーカーを中心とした、食品業界の総会の中で開催されるので一般の参加は不可。

あ、読者様の中で興味を持たれた方は是非、私に講演会のオファーを出してください。東海エリアのみならず、日本全国どこへでも馳せ参じます!お問い合わせは、shuzaiya@gmail.comまでよろしくお願いいたします。

 

※写真は、2019年6月、ゲスト講師として招聘された関西大学情報学部の特別講義の様子

試食販売。

今、はじまったことではないが、私は取材先への感謝の気持ちとして、取材時に撮影した写真をプレゼントしている。

いろいろあって(笑)、著作権に対して人一倍キビシイ私が自ら撮影した写真を

「著作権は無視してくださって構いません。ご自由にお使いください」とメッセージを添えて送るのである。

きっと、同業者からすれば、私は“アタオカ”確定だろう。なんてバカなことをするのだと責められるかもしれない。

では、少しだけ言い訳をさせていただこう。

写真をプレゼントした取材先には1つ条件を付けている。それは、私が撮影した写真をメディアへ提供するのはNGとしていることだ。

お世話になったのは、あくまでも取材先であり、メディアには何の義理もないからだ。それに取材先に写真を借りるという悪習をなくし、メディアにはカメラマンが必要であることを知らしめたいという思いもある。

それと、もう一つ。私が写真をプレゼントするのは、前にも書いた通り、取材先への感謝の気持ちであるのは間違いないが、HPやメニューを制作する際に写真を撮影する機会があれば声をかけてほしいという裏の目的もある。もちろん、その場合は有料となる。

つまり、写真のプレゼントは、次の仕事につなげるためのツールなのである。実際に今、広告撮影の仕事をいただくクライアント様の大半はそれがきっかけだ。

「その写真、いただくことはできませんか?」と、撮影中に尋ねる人もいる。あわよくばタダでプロが撮影した写真を使いたいという気持ちが見え隠れするので、丁重にお断りするか、「著作権は私にありますので、使用するにはお金がかかりますが」と答える。そうすると大抵は諦める。

著作権のことをわかっている人は、というか良識のある人であれば「写真をください」なんてことは言わない。飲食店に置き換えれば、「タダで飲み食いさせろ」と言っているのと同じだから。

写真のプレゼントはいわば試食販売のようなもの。私のキャラクターも含めて写真を気に入っていただければ、必ずオファーが来ると信じている。

 

※写真は、今日撮影した町おこしグルメ。この写真も取材先へプレゼントする予定。

毒を吐きます。

X(旧twitter)には同業者、とくにライターからのポストがやたらと流れてくる。その大半が「稼ぐ」ライターになるためのノウハウ。不思議なことに、ポストしているライターさんのプロフィールを見ても、どこでどんな文章を書いているのか載せていない。

私は『東洋経済オンライン』や『おとなの週末web』の記事が公開されたら、必ず告知する。自分が書いているメディアのアクセス数が少しでも増えたらと思うし、何よりも忙しい中、取材に協力してくださった方々に対しての礼儀だと思うのだ。

そもそも自分が書いたものを見せられないのにライターと名乗ることができるのか。それ、自称ではないのか。例えば、料理人ならば、X上で料理人になるためのノウハウを100語るよりも、自分が作った料理の写真をたった1枚載せるだけでその人の実力がわかるというものだ。

正直、ムチャクチャ胡散臭い。だから私はどこでどんな文章を書いているのかわからないようなライターからフォローされても絶対にフォローバックはしない。何も得られるものがないから。

それはカメラマンも同じで、X上にはバカのひとつ覚えのように女性モデルや家族の写真を載せている自称カメラマンもやたらと多い。絞り開放で背景をぼかして、表情は決まって笑顔。私にはどれも同じように見えてしまう。

いや、何で背景をぼかしているの?何で笑顔なの?SNSで「いいね」を沢山もらった写真を雛形にして、目の前の被写体をそれに当てはめているだけではないのか。撮っていてもムチャクチャつまらないと思うんだけどなぁ。

その人らしかったら、別に笑っていなくてもいいじゃん。話をしながらその人のキャラクターを見極めて撮るのが私は楽しいと思うんだけど。

そういう自称カメラマンの中には素人さん相手に写真撮影の講師をやっていたりすることも驚く。あと、「フォトコンサル」という謎の肩書を持つカメラマンも見たことがあるな。何だよ、それ(笑)。オノレの立ち位置が定まらないお笑い芸人じゃないんだから。

「偉そうなこと言っているお前はどうなんだ!?」って言われそうだな(笑)。私は元祖なんちゃってカメラマンであり、なんちゃってライターだよ(笑)。それが何か?

近況報告。

今日は朝イチから名古屋駅近くで取材。媒体はwebメディアだけどね。

やはり、モノを作って世に生み出している人の話を聞くのは楽しい。それを多くの人々に伝えるのが私の役割であり、ライフワークなのだろう。

同時に取材で蓄積されたノウハウを何かに生かしてみたい。それは個人事業だとなかなかできない。そのために法人にしたのだ。いつか必ずチャンスは訪れると信じている。

今月は先月と同様、ゆったりとしていると思っていたが、いつの間にかバタバタしてきた。書かねばならない原稿もいつもより多いし、来月初めに開催される講演会のレジュメも作らねばならない。

それと、年単位で取り組む案件も今月からスタートする。まだ今のところはまったくの白紙状態ではあるが、これも必ず日の目を見るときが来るだろう。

以前の私であれば、目の前のことをこなすのが精一杯で、長期にわたる仕事なんてとてもできなかった。しかし、この案件だけはたとえ利益にならなくても絶対にやり遂げたいと思っている。

カメラマン、ライターとして、このような仕事に出会うことができたのは幸せなことだと思っている。

明日は名古屋駅でラーメンの撮影。原材料費や人件費の高騰でメニューも値上げせざるを得なくなり、ラーメンの盛り付けも変更になったため撮影することになったのだ。

潤沢な予算があってのオファーではないので、手放しに喜ぶことはできないが、私が撮影した写真がきっかけとなって集客に繋がればと願うばかりである。今後、このような案件は増えるのではないかと思っている。

飲食店の皆様、コロナが収束したとはいえ、まだまだ以前のような活気を取り戻してはいないと思います。私も協力させていただきますので、ともに乗り越えてまいりましょう。私でお役に立てることがありましたら、いつでもご相談ください。

岩倉桜祭り。

女房と岩倉の桜祭りへ行ってきた。

2019年を最後にコロナ禍でずっと中止になっていたため、5年ぶりの開催らしい。

出かけるのがあまり好きではない女房をダメ元で誘ってみると、珍しく快諾。きっと、2人きりの生活なので、こういう機会も必要だと思ったのだろう。

名鉄岩倉駅近くの駐車場に車を停めて、そこから歩いて10分ほどで祭りの会場に着いた。それが20時くらい。祭りは20時半までなので、帰る人も多かった。おかげで人もそんなに多くはなく、ゆっくりと桜を眺めることができた。

桜はちょうど満開だが、祭りは今日が最終日だという。何だかもったいないような気がする。

またまた珍しいことに、祭りの咲き誇る桜にスマホのカメラを向けていた。息子たちにLINEで送るらしい。私もそれに便乗して桜の写真と女房の写真を送った。

以下が持参したライカQ2とSONY α7IVで撮影した写真。

来年も女房と行こうと思う。

あきん亭。

「今日と明日は仕事を完全オフ!」と宣言したものの、ブログだけは休めない。まぁ、ブログを毎日更新するのは自身に課したものだからね。

さて、今日は予定通り、桜の写真を撮りに行ってきた。それも片道2時間以上かけて。

トップ画像は、その途中に食べた瑞浪市『あきん亭』の「あきんめん」。このエリアへ行くと、たまに立ち寄っている。

tabelog.com

昔懐かし系のスープにちぢれ麺、そして分厚いチャーシューがゴロゴロと入っているのが特徴。

麺よりもチャーシューでお腹がいっぱいになってしまった。デフォルトで4枚。「チャーシューめん」にすると、いったい何枚入るのだろう。ちょっと食べ切れる自信がない。

桜の写真、撮りましたよ。沢山ね。公開はいずれまた。