永谷正樹のなごやめし生活

「なごやめし」について書き綴ります。

言葉の刃(やいば)。

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「テレビは見ないようにしてる。恐怖心を煽ってばかりだから」と、ある友人は言った。たしかに、どのチャンネルを付けても新型コロナの話ばかり。何人が感染して、何人が亡くなったとか、見ていると気が滅入ってしまう。

SNSも同様だ。いや、もっと酷いかもしれない。新型コロナのことならまだしも、特定の国や政治家、その政治家の支持者に罵声を浴びせている。断っておくが、批判をするなと言っているわけではない。むしろ、どんどんすればよい。

しかし、大半は批判ではなく、個人攻撃だったりする。SNSでの投稿は、そもそも理解し合うことを目的としていないから、投稿に共鳴した「友達」が同じように攻撃する。「やっつけろ!」、「日本から出て行け!」と、正義を振りかざし、まるで親の敵であるかのように罵る。

本当に見ていて悲しくなる。でも、当の本人はさぞかし気持ちがよいだろう。何しろ、国を愛し、国を憂い、国を背負っての発言なのだから。「やむにやまれぬ大和魂」というヤツだ。やむにやまれぬのなら、一方的にレッテルを貼って、「友達」同士という安全地帯から叫ぶのではなく、考え方が違う相手を理解する努力をすべきだ。この非常時に国が分断していてどうする。

あー、またこんなことを書くとアクセス数はダダ下がりだな。まぁ、どうでもいいけど。今日はなぜこんなことを書いたのかというと、Facebookで私の編集担当がアップしていた動画に心を打たれたのだ。

www.youtube.com

動画のタイトルは、「ヒュー・ジャックマンも感涙!映画『グレイテスト・ショーマン』「This Is Me」ワークショップセッションの様子」と、ある。

調べてみると、ミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』に出演したキアラ・セトルがまだ映画制作が決定していない段階でのワークショップで初めて生歌を披露する姿をとらえた映像らしい。

キアラ・セトルが自信なさげに歌い始めるが、だんだんと会場が、そこに居る人の心が一つになっていく様子が撮られている。

「This is Me」の歌詞の中に、「言葉の刃(やいば)で傷つけるなら」というフレーズがある。人を傷つけるのが言葉ならば、人を癒やし、救うのも言葉なのだ。できるだけ、明るい、善い言葉を使いたいものだ。

さて、実はここからが本題。昨日は東区泉2丁目にあるリラクゼーションサロン『シアツドコロ Compass泉』を営む花井忠則さんに会ってきた。花井さんのことは以前にブログにも書いたことがある。

nagoya-meshi.hateblo.jp

新型コロナの影響を思いきり受けていて、終息後、どのように展開していくかを悩んでおられた。私はマッサージの業界に詳しいわけでもないし、経営コンサルでもない。でも、私に役に立てることがあれば協力させていただこうと思ったのだ。

でも、実際に会ってみて少し安心した。彼のマッサージの技術は慢性的な肩こりに悩まされている私が保証するが、飲食店が味だけではないのと同様に、マッサージも技術だけではない。同じ空間に居て心地良いのだ。花井さんから滲み出る雰囲気というか、やさしさが人を呼ぶのだ。

今はどの業種も大変な時期だが、心を乱さず、穏やかに生きていこうと思った。花井さん、ともに乗り越えましょうね。