永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

写真は楽しい。

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ある雑誌の仕事で名古屋の夜景を撮影した。食べ物の写真がメインだが、特集ページのトップにカット写真として使用するらしい。夜景を撮影するのはかなり久しぶり。っていうか、前に撮影したのはいつだったのか思い出せないほど。

トップの写真は、建物の中でガラス越しに撮影した。広角レンズを使用するので、ガラスに建物内の照明が写り込んでしまう。それを避けながら構図を作り、シャッターを切る。作業としては料理や人物を撮るときと変わらない。でも、不思議なことに被写体が変わると新鮮な気分になる。やはり、写真を撮るのは楽しい。

ISO6400まで感度を上げて、絞りはF8、シャッタースピードは1/10。カメラはSONY α7s。7年も前に発売されたミラーレスだが、暗所での撮影は、私の持っているカメラの中でも群を抜いている。α7sは2年近く前にヤフオクで購入した。先ほどヤフオクでチェックしてみたところ、今も値段は変わっていない。それだけ人気なのだ。

あるレンズが欲しかったとき、下取りに出そうかと思ったこともあった。しかし、古い機材でもこうやって活躍できるのである。本当に売らなくてよかったと思った。最近ではこのα7sと最近購入したSAMYANG AF 24mm F2.8をつけっぱなしにしてバッグに忍ばせている。

仕事が落ち着いたら、オールドレンズを付けて街中をスナップしようと思っている。今が忙しさのピーク。何とか頑張って乗り越えよう。