永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

友人の存在。

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ブログの愛読者(?)でもある、リアルな友人と久しぶりに会った。

4ヶ月ぶりくらいだろうか。

新型コロナの感染拡大が収まらないので、フリーランスである私の仕事を心配してくれていた。ありがたい。

たしかに3月で多くのレギュラー仕事を失ったものの、新しい、それもやり甲斐のある仕事に取り組んでいることなど近況を報告した。

思い返せば、4月から仕事がなくなるとわかっていたが、あまり深く考えなかった。きっと、それが功を奏したのだろう。

仕事がないときにマイナスなことを考えると、負のスパイラルに陥ってしまい、浮上するまでにとても時間がかかってしまう(経験済み・笑)。

仕事がないときも仕事をするフリをすればよいのだ。あ、これも経験済みね(笑)。

フリーとなって四半世紀以上経った今、やっと自分の好きなことが仕事になりつつある。

先日、関西大学のリモート講義で編集者の亀松太郎さんに

「ナガヤさんは自分で専門分野を決めたからよかったんですよ」と言われた。

たしかにそれもあるだろう。

しかし、専門分野でもやりたくないこともあるわけで、年齢を重ねるごとに自分のやりたいこと、やりたくないことがハッキリしてきた部分もある。

お金のため、生活のために妥協してやりたくないことをやるのか。

それとも、あくまでもやりたいことだけを追求していくのか。

私は後者を選んだ。だから、相変わらず生活は苦しい(笑)。

でも、いっさいのストレスから解放されている。

友人と話をしながら自分自身のことを客観視することができた。

やはり、たまには気を許せる相手と会うべきだ。

友人の存在というのは、ありがたい。