永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

うなぎきんし丼。

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今日は浜名湖の会員制リゾートホテルのバンケットで朝から料理を撮りまくり。

フレンチから始まり、キッズメニュー、ワゴンサービスの小菓子、和食などを撮って、撮って、撮りまくった。締めくくりは、照明をガラリと変えて、カクテルの撮影。

慣れてきたのか、予定より1時間も早い17時半に終わることができた。で、機材をバラして車に積み込んだのが18時半。静岡県も愛知県と同様にまん延防止等重点措置が延長されているが、今から出発すれば、旨いものにありつくことができる。

相棒の丸山と話し合い、2つの店を候補に絞った。第1希望は、昨年11月に浜名湖での撮影終わりに立ち寄った湖西市のうなぎ屋。第2希望は、ハンバーグの『さわやか』。

うなぎ屋の営業は19時半まで。と、いうことはラストオーダーは19時か。ホテルから30分くらいなので、ギリギリである。

「うなぎ屋に間に合わなかったら、さわやかへ行こう!」ということになった。

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うなぎ屋の前にある看板に照明が灯されていた。間に合ったのだ。前回はこの看板を見たのをきっかけに、食べたくてたまらなくなって行ったのだ。

あ、食べたかったのは、左の「うな重」ではなく、右の、うなぎ丼の上に巨大なだし巻き卵が鎮座している「うなぎきんし丼」ね。

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ここが「うなぎきんし丼」を食べさせてくれる『和食処 五條』。前回訪れたときは、客は私と丸山だでだったが、今回は2〜3組の客がいた。皆、うな重や丼を美味しそうに頬張っていた。

ここはわりとお値打ちで、半身入りの「うな丼」は2200円。同じく半身入りの「うなぎきんし丼」は2400円。たった200円の違いなら、後者だろう。

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で、今回も「うなぎきんし丼」を注文。だし巻き卵にうなぎのたれをかけて食べるのが旨いんだ、これが!

だし巻き卵を半分くらい食べたところでうなぎとご飯がお目見え。すかさず箸を入れて口へ運ぶ。フワッフワで焼き加減も完璧!ご飯もややかために炊いてあってうなぎとよく合う。

丸山も眉間にシワを寄せながら、目を細めて「うなぎきんし丼」を堪能している。さっきまで饒舌に話していたのに、無言(笑)。

やっぱり、ひと仕事終えた後の旨いものは格別だ。次回は是非とも『さわやか』へ行ってみたい。