永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

カキフライ膳。

今日から1泊2日間、浜名湖の会員制リゾートホテルの会報誌の撮影。

朝8時に現場入りして、夕方までみっちりと撮影。朝、目が覚めてから5分以内に飲んだドリンク剤の効果は午前中のうちに切れて、昼前にはすでにヘロヘロ。相棒の丸山もシンドそう。

それでも私たちを突き動かしたのは、湖西市にある『和cafeごはん ひいらぎ』でカキフライを食うというウラの目的を成し遂げるためだった(笑)。

ここのカキフライを食べたのは、今年3月。浜名湖出張で泊まるホテル周辺の飲食店を探していたときにX(旧twitter)で見て、「絶対行きたい!」と思って行ったのがきっかけだった。

nagoya-meshi.hateblo.jp

その後、大将も女将さんもXでつながり、今では頻繁に「いいね!」をしてくれたり、コメントも頂戴する関係となった。

また、今年9月には「海老フライ膳」もいただいた。

nagoya-meshi.hateblo.jp

本当にここは何を食べても美味しいのだが、やはり今の時期はカキフライ。今日は17時頃に撤収となったので、店に電話をかけてみた。すると、

「売り切れるかもしれないので、お早めに来られた方がよいですよ」と、女将さん。

ホテルのチェックインは後回しにして、とりあえず店へ向かった。

店は飲食店が建ち並ぶ大きな通りから住宅地へ入った道にひっそりと佇んでいる。まさに知る人ぞ知る店である。このシチュエーションもかなり気に入っている。

店へ入って、女将さんにカキフライの有無を確認すると、まだあるとのこと!私と丸山はホッと胸を撫で下ろした。何せこのために今日は頑張ったのだから。

「前回よりもカキが小さいかもしれませんが……」と女将さん。いやいや、それでも十分大きいのはXで確認済みだ(笑)。

これが注文した「カキフライ膳」。いちばん奥が浜名湖産のカキを使ったカキフライ。やっぱり、十分大きい。こんなの、名古屋で食べようと思ったら、大変なことになりそう。

カキには少量のタルタルソースがかかっているが、お盆の手前にある塩で食べることを勧められた。これがカキそのものの美味しさを引き出すというか、本当に旨い。

この大きさゆえに大味だと思ったら大間違い。濃厚で香りも強い。浜名湖産のカキは生食こそできないものの、カキフライや焼きガキなど火を通したカキ料理においては最高だと思う。

いつの間にか丸山との会話がなくなり、私も丸山もカキフライと向き合っていた(笑)。いや、それほど旨いのだ。

おかげで疲れが吹っ飛んだ。明日もハードな1日であるのは間違いないが、カキフライのパワーで乗り越えられそうだ。

大将、女将さん、ご馳走様でした!ありがとうございました!また浜名湖出張の際には寄らせていただきますね♪