永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

人生でいちばんのストレスと、人生でいちばんの喜び。

昨夜、浜松駅近くのうなぎ屋へ行くと、20人くらいの行列ができていて、その最後尾に「本日は売り切れました」と書かれた看板が立っていた。

諦めて食べログにBMしていたチャーラーの店へ車を走らせるも、臨時休業。

2軒の店にフラれて、結局昨夜は『五味八珍』で済ませた。

私が思う人生でいちばんのストレスは、食べたいと思ったものが食べられないとき。昨夜はまさにそんな状況だった。

で、今日。朝、目が覚めた瞬間から今日はうなぎを食べると決めていた(笑)。しかも、昨日行こうと思った店ではなく、以前に丸山と行ったことのある湖西市の『炭焼うなぎ 五條』。

いつも撮影に行く浜名湖の会員制リゾートホテルの近くにあるのだが、前回は時間の関係で行くことができなかったため、ずっと行きたいと思っていたのだ。

注文したのは、↑写真の「うなぎきんし丼」である。見ての通り、うな丼の上に大きなだし巻き卵がどーんとのっている。

実は「うなぎきんし丼」を食べるのは3回目。いつも今度こそはフツーのうな丼を食べようと思うのだが、実際に店へ足を運ぶと熱々のだし巻き卵の誘惑に負けてしまう(笑)。今回もそうだった。

いや、ホントに旨いのよ、これが。だし巻き卵にもうなぎのタレがかかっていて、相性も抜群なのだ。極めつけはだし巻き卵とうなぎの同時食い。もうね、全身の細胞が喜んでいるのがわかるほど。

あっという間に平らげて、至福のひとときは儚く終わった。で、こう思ったね。

人生でいちばんの喜びは、食べたいと思ったものが食べられるときである、と。