永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

可もなく不可もなくではダメ。

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今日は、朝から原稿を書きまくり。おかげで週明けに完成予定だった長文原稿が明日には仕上がる。いやー、長かった!あ、これが終わっても書かねばならない原稿は沢山あるのだが。

今夜は長男から「夕飯は要らない」との連絡があり、女房と2人なので外食へ行くことになった。『餃子の王将』へ向かったものの、席が空くのを待っている客がいて断念。

そこからほど近い『麺屋はなび』で台湾まぜそばでも食べようということになり、車を走らせたが店の電気は消えていた。すでに営業が終わったようだった。

時間はすでに8時を過ぎていた。そろそろラストオーダーの時間になってしまう。焦りつつ、そのまま車で北へ向かうと、愛知県を中心にラーメン店のチェーンを展開している『一刻魁堂』があったので飛び込んだ。

そういえば、ここでチャーラーを食べたことはない。私はいちばんスタンダードな「一刻しょうゆ」に「玉子チャーハンセット」を付けた。内容は写真の通り。女房は「台湾まぜそば」を注文した。

自分で撮ってナンだが、写真からは実に旨そうに見える。いや、決して不味くはないんだけどね。何か、こう、可もなく不可もなくというか、セントラルキッチンの味。まぁ、チェーン店に巷の町中華やラーメン店のような手作りの味を求めちゃいけないんだけど。

そこで思った。自分は可もなければ不可もないような撮り手、書き手には絶対になるまいと。別に10人いたら10人に好かれる必要はない。10人いたら3人の心を動かすことができたら、それでよい。ついでに言うと、10人中4人は無関心でよい。残り3人はアンチでよい。

野球選手なら打率3割の強打者ということになる。すばらしいではないか。