永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

運と運命。

あまりにも忙しすぎて、思いっきり忘れていた。

今月25日でフリーになって丸27年が経ち、28年目を迎えたのだ。

長く続けてこられたのは、ひとえに運が良かったからである。

運命なんて信じちゃいないけど、運は信じる。

写真も文章もヘッタクソな私がこうやってメディアの片隅で生きているのも運が良かったからにほかならない。

世間知らずの26歳が雑誌の編集部に電話をかけて、たまたま出た人が仕事のできる優秀な編集者だったというのも運。

その優秀な編集者に紹介された別の編集者もこれまた仕事のできる人だったというのも運。

あっという間に27年が経ってしまったけど、まだ運は使い果たしていないようだ。

運命を信じないのは、運命というコトバの響きに、あらかじめ決定づけられているようなイメージがあるから。

そりゃ、生まれた国や両親など本人ではどうしようもない部分はあるにはある。

でも、運命は絶対に変えることができると信じている。

運命なんてクソくらえってんだ。

ってことで、皆様、28年目もよろしくお願いいたします。