永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

お気に入りの喫茶店。

今日の昼は、お気に入りの喫茶店へ。

12時半頃に着いたこともあって、1階はすでに満席。2階へ案内された。

注文したのは、ハンバーグと海老フライの「Gランチ」。これにコーヒーが付いて900円。そりゃ牛丼やセルフうどんに比べれば値は張るが、それらを食べてからコンビニでコーヒーを飲んだら同じくらいの金額になるから、コスパは良いのではないか。

ハンバーグも海老フライもレトルトや冷食だろう。でも、喫茶店としては美味しい部類に入ると思う。

そもそも、私を含めて東海地方で暮らす人々は、料理やコーヒーを味わうために喫茶店へ行くわけではない。まぁ、料理や飲物の味も重要ではあるけど。

喫茶店に足を運ぶのは、自宅のリビングの延長線上にあるというか、その空間と時間にお金を払っているのである。

前に書いたかもしれないが、私が子供の頃、新聞を小脇に抱えたパジャマ姿のおじさんを喫茶店で見かけた。それだけ喫茶店は身近な存在なのだ。

この店は特別にオシャレでもないけど、なぜか居心地が良い。年配の客が多いため、店内のあちこちから名古屋弁が聞こえてくる。それも心地良い。

私が週1、2回ここへ行くのは、オフからオンへとスイッチを切り替えるため。オンからオフにするのは簡単だけど、オフからオンというのはエネルギーを必要とする。

私の場合、ここでランチを食べて、コーヒーを飲んでまったりと過ごすとスイッチがパーンと入るのだ。だから、私にとってとても大切な場所なのである。

そういう場所があるということもありがたい。願わくば末永く続けてほしい。