永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

Dr.コトー診療所。

チェックアウトの10時ちょうどにホテルを出て、広島駅へ。コインロッカーに荷物を預けてバスに乗ろうと思っていた。

行き先はイオンシネマ広島。昨日のブログにも書いた通り、観たい映画があるのだ。

ところが、ホテルを出ると外は雪。駅へ向かうにつれて、どんどん降り方が強くなってくる。ホテルから駅までは歩いて5、6分程度だが、駅に到着する頃にはすっかり心が折れていた(笑)。

なんという軟弱な男なんだ、私は。でも、この選択は間違っていなかったということを後から知る。まぁ。それは後ほど。

で、心が折れて、急に名古屋へ帰りたくなった。早く帰って、地元で映画を観ようと。すぐにスマートEXで新幹線の予約をして、20分後には乗り込んでいた。

名古屋駅には12時半頃に到着。そこから名鉄に乗り換えて自宅の最寄駅へ。とりあえず、腹が減った。暖房がガンガンにきいた中でざるそばが食べたくなった。

で、向かったのは、前にブログでも紹介したことがある春日井市の『信州そば処 そば右衛門』。いつもの通り、「ざるそば」の中盛とミニ天丼を注文。

しっかりとお腹が満たされたところで、小牧市のコロナワールド(映画館)へ。見たい映画とは、『Dr.コトー診療所』。漫画も全巻読んだし、ドラマもネットで全話見た。

youtu.be

漫画は全25巻まで出ているが、実は未完のまま。一方、ドラマは2003年の第1期と、翌2004年の特別編、2006年の第2期から構成されているが、これも続きがあるような感じに終わっている。

映画化されたと知って絶対に観に行こうと思った。私は主人公であるコトー先生よりも彼を取り巻く人々が好き。とくにコトー先生のよき理解者で時任三郎が演じる漁師の原剛利や泉谷しげるが演じる漁労長のシゲさん。

このドラマに出てくる大人たちの姿がとても魅力的に描かれている。何というのかな、「わかりにくいやさしさ」みたいなところがたまらない。それを演じる役者もスゴイ。

映画館に入ったのは2時半くらい。『Dr.コトー診療所』を観に来た客のほとんどが40代以上。かつてドラマを見ていた世代ということか。この作品を機に、今後も昔の人気ドラマの映画作品が作られていくことだろう。

帰宅してPCを開くと、停電で4時間くらい東京ー大阪間の新幹線が止まっていたことを知った。午後の新幹線に乗っていたら、巻き込まれていたかもしれない。だから、午前中に広島駅を出たのは間違いではなかったのだ。

さて、明日も仕事。年末に向けて本格的に忙しくなってきた。頑張るしかない。