永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

信用金庫。

会社の銀行口座を開設するにあたって、営業実態の調査に信用金庫の方が仕事場を訪れた。

個人事業の取引銀行は、いわゆるメガバンクだが、近くに支店やATMコーナーがあるという理由だけで口座を作ったので、何のしがらみもない。

他にも自宅周辺には都市銀行もある。それも信用金庫の方はよくわかっている。

「なぜ、当金庫を選んでくださったのですか」と、尋ねられたので、

「顧客に寄り添い、応援し、ひいては地域に貢献するという信用金庫の姿勢がメガバンクや都市銀行とは違うと思ったからです」と、私は力説した。

やはり、私のような職種は珍しいようで、仕事のことを話すと、興味深く聞いてくださった。実際にどんな仕事をしているのかは、掲載誌を見てもらのが手っ取り早いと思い、名古屋商工会議所の会報誌『NAGOYA』と、三菱UFJニコスカードの会員情報誌『PARTNER』を見せて、持ち帰ってもらった。

信用金庫の方を自宅玄関で見送ってから約20分後に私の携帯が鳴った。番号から信用金庫だとわかった。何か不備があったのだろうか。いや、今日は書類も何も渡していない。そんな事を考えながら電話に出ると、

「ナガヤさん、口座開設は大丈夫です。近々当金庫に起こしください」とのこと。

むちゃくちゃ早い(笑)。信用金庫に戻ってすぐ上司に掛け合ってくれたのだろう。こういうレスポンスの早い人は大好きだ。ますますこの信用金庫が気に入った。

これから長い付き合いになると思いますが、よろしくお願いいたします。

ってことで、明後日に謄本と定款、銀行印、会社のゴム印、身分証明書を持参の上、手続きをしてくる。

これでやっと会社設立の挨拶状を出すことができる。あっ、はがきを買いに行かなきゃ。