永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。37

本日、信用金庫へ行き、無事に会社の口座を開設することができた。これで名実ともに会社の事業がスタートしたと言ってよいだろう。近々、関係各所に会社設立の挨拶状を発送する予定だ。

口座開設の手続きが終わってから、会社名義のクレジットカードの申込みもしたため、信用金庫を出たのはお昼近くになってしまった。どこかで昼食を摂ろうと思い、最近、チャーラーを食べていないことに気がついた。

しかし、今日は30℃超えの真夏日。ジッとしていても暑いのに、チャーラーを食べたら汗が止まらなくなりそうだ。思わず二の足を踏んだが、そこで閃いた。冷やし中華とチャーハンの組み合わせはチャーラーとしてアリなのかナシなのかと。

で、向かったのが小牧市の『ニーヨン』。私にとってはチャーラーの原点のような店である。詳しくは『おとなの週末web』で公開中のこの記事をご覧いただきたい。

otonano-shumatsu.com

『ニーヨン』には冷やし中華とチャーハンのランチがあるのだ。↓コチラがメニュー。

むちゃくちゃ種類が多い。どれだけあるのか数えてみると、なんと、「お昼のサービスセット」が4種類で、昼夜共通の「サービスセットメニュー」が22種類。いやー、やっぱりスゴイわ、ここは。

ざる中華と冷麺は夏季限定メニューだが、冷しタンタン麺やまかない冷麺、まかない台湾冷麺、あんかけ冷麺、あんかけ台湾冷麺は通年メニュー。せっかくなら夏場しか食べられない「冷麺+炒飯」(980円)を注文。

冷麺は家で作るときゅうりやハムを刻んだり、錦糸玉子を焼いたりとやたらと時間がかかるが、さすがはお店。具材は事前に仕込んであるからなのか、注文して10分くらいで出てきた。

奥の方がボケていて申し訳ないが、左側が炒飯のスープで、右側はカラシと、名古屋らしくマヨネーズ。スープが付くのが何となく嬉しいよね。

冷麺のアップがコチラ。具材は手前から時計回りに、トマト、レモン、刻みチャーシュー、キュウリ、椎茸、錦糸玉子、紅ショウガ。うん、とても豪華。

麺は温かいラーメンと同じく、やや縮れのある細麺。キンキンに氷水で冷してあるので、コシがあって旨い。たっぷりとかかったタレも甘みと酸味のバランスが秀逸。

冷麺のすばらしさは、箸を入れる部分ごとに異なる味が楽しめるということ。やはり、いちばんうまかったのは、刻みチャーシューと甘酸っぱいタレを纏った麺の同時食い。最後の方は具材をすべて混ぜて、カラシ&マヨネーズもトッピングして食べたが、これもまた格別。

コチラはお馴染みのシンプルな塩味の炒飯。酸っぱくなった口の中を中和させようと思い、炒飯をパクリ。

あれ?温かいラーメンを食べた後の炒飯も旨いけど、冷麺のタレで酸っぱくなった口で食べると炒飯の美味しさがよりわかるというか、塩味がイイ具合に引き立つではないか!これは新発見である。

それと、炒飯のスープもイイ仕事をしていた。スープを飲むと、またレ面が食べたくなり、冷麺→炒飯→スープという無限のループが生まれるのである。まさにこれは夏チャーラー。

今年の夏は猛暑といわれているが、この夏チャーラーで乗り越えよう!『ニーヨン』さん、ご馳走様でした♪