永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーの旅。43

今日のお昼は、ちょっと遠出して、とは言っても車で40分くらいの場所なんだけど、お気に入りのチャーラーを食べに行ってきた。

それは、小牧市の桃花台の近くにある『中華料理 ささかつ』。調べてみたら、昨年の12月ぶりだった。

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店の建て替えで長い間店を閉めていたことは知っていた。リニューアルオープンしたのは、今年7月だったと思う。いつか行こうと思っていたが、自宅からそこそこあるので、なかなか時間が取れずにいた。

昨日、外出と外食が解禁になったため、美味しいチャーラーが食べたいと思い、まっ先に頭に浮かんだのがココだったのだ。

外観もメチャクチャキレイになった!町中華とは思えない!まるでカフェのよう。

到着したのは13時すぎだったのに、店内は7割以上も埋まっていた。やはり、人気店なのだ。

そもそも、このご時世に店を建て替えるというのはなかなかできることではない。都市部では店主の高齢化や後継者の不在によって町中華はどんどん閉店に追い込まれているわけで、快挙としか言いようがない。

注文したのは、ランチの「炒飯+ラーメン」(770円)。値段は改装前と同じだった。まぁ、値上げしたいんだろうけど、常連客のことを考えると難しいのだろう。「改装したから値上げした」と思われるのを避けたのだとも思う。

これがラーメン。たしか以前はモヤシが入っていたが、なくなっていた。たかがモヤシと思うかもしれないが、あるのとないのとではかなり違う。やはり、町中華のラーメンにはシャキシャキとしたモヤシの食感が必要なのだ。

スープの味も以前よりもやや辛く感じた。訪れた時間が遅かったため、煮詰まってしまったのかもしれない。麺のモチモチとした食感やのど越しは以前と変わらず美味しかった。

炒飯も以前とは若干違う。炒飯の上にのっていたグリーンピースがないのだ。味に大きな影響は与えないものの、やはり、ないと寂しい。

こちらも味付けがやや辛めに感じた。夏場なので、塩分を多めにしたのだろうか。

これまで、ここ『中華料理 ささかつ』が私の中でチャーラーの上位にランクインしていたが、今回の訪問で、やや順位が落ちた。少し間をあけてもう一度行ってみようと思う。