永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

フォトライター。

金沢から帰ってきた。今回の出張で楽しみにしていたのは、X(旧twitter)で知り合ったフォトライターの若井憲さんにお目にかかることだった。

若井さんは20年以上前に神奈川県から金沢へ移住。金沢どころか北陸エリア一帯をフィールドに活躍されている。“フォトライター”という肩書きの通り、写真も文章も両方こなしている。つまり、私とまったく同じ立ち位置で仕事をされているのである。

今どきはライターであっても写真を撮ることは珍しい話ではない。が、それはあくまでもwebの話で、もっぱらスマホで撮影している。

雑誌となると、今でも写真と文章は分業化されていて、通常はライターとカメラマンの2人で取材へ行く。そんな中で若井さんも私もそれを一人でこなしているのである。だからこそ、分かり合える部分も多いのだ。

18時くらいに会って、別れたのは22時頃。いやー、いっぱい話をした。初対面にも関わらず、まるで以前から知っているような感覚だった。それは若井さんも私も長年にわたって雑誌という同じメディアで仕事をしてきたからだろう。

そうそう。若井さんのアテンドで向かったのは、白山市にある老舗洋食店『キッチンユキ』。金沢名物のハントンライスやブラックカレーも用意しているが、私が注目したのは、ベーキライスなるメニュー。

ベーキライスの「ベーキ」は、「べーク」を意味するそうで、炒めたご飯、つまり「焼き飯」のこと。チャーハンというよりもピラフかな。お腹がペコペコだったので、大盛りにしたが、さすがに多すぎた(笑)。

若井さん、昨日はありがとうございました。こちらへ来られることがありましたら是非ご一報ください。旨いものを食べに行きましょう。