永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

第一歩。

今日は名古屋駅で某団体のエライ人たちと打ち合わせ。今回が初顔合わせということで緊張したが、以前に取材でお世話になった方だった(笑)。おかげでリラックスして私の思いを伝えることができた。

これが形になれば、わが社の大きな実績となる。何としても実現して、大成功を収めたい。仕事として取り組む以上は利益を出さねばならないが、肝心なのは、目先の利益ではない。

今回の取り組みが波紋のように広がっていって、地域や業界の活性化はもちろんのこと、業界の仕組みさえも変えていくほどの一大ムーブメントを起こさねばならない。

例えば、かつて私がアドバイザーを務めた一宮モーニング。プロジェクトがスタートした17年前は、コーヒーを注文するとトーストやゆで卵、サラダなどが無料で付いてくる、いわゆるモーニングサービスが主流だった。いや、今も常連客はそれ目当てに足を運んでいると思う。

しかし、モーニングを目当てにわざわざ一宮まで来る客は、ドリンク代に追加料金を払って豪華なモーニングセットを注文する。売上を伸ばすには既存の客を大切にするのは当たり前で、新規の客をどれだけ呼び込むことができるかがカギとなる。一宮モーニングのプロジェクトの意義はそこにあるのだ。

今、メディアで採り上げられるのは、サービスではなくセット。従来のサービスからセットへとシフトしていったのは、ひとえに一宮商工会議所が中心となってコツコツと普及活動を続けてきたからである。

今回、とてもやりがいのある仕事を紹介してくださったS藤さんには本当に感謝している。名古屋の食文化を次世代に伝え、そして遺すというスタンスで取り組んでいく所存である。

おそらく、ブログの読者様は私が何を言っているのかさっぱりわからないと思う。具体的なことが発表できる段階になったら、絶対にこのブログで公開するのでしばしお待ちを。