永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

女性自身。

先月は、『女性自身』の連載企画「シリーズ人間」と、特集ページの撮影を担当させていただいた。

で、昨日発売の3月5日号に記事が掲載された。

「シリーズ人間」は、医師になるという夢を53歳で叶えた名古屋市在住の新開貴子さん。

自宅や勤務するクリニックにもお邪魔して、写真を撮らせていただいた。メイン写真として使われたのは、往診先で患者さんに寄り添う姿。

↑この写真を撮るのは、かなり大変だった。カメラの反対側には大きな窓があり、外光が入ってくる。クリップオンストロボの発光部に半球状のドームディフューザーを付けて光を拡散させつつ撮った。

患者さんはソファの上で横になっていて、カメラ位置のすぐ後ろには壁。後ろに下がることはおろか、ほとんど身動きできない状態で撮影したのだった。

タテ位置とヨコ位置、寄り、引きと多くのバリエーションを抑えるしかなかった。そのおかげか、「非常に臨場感のある写真」と、編集担当も喜んでくださった。

3月5日号ではもう一つ、撮影を担当した。特集ページの「がんを撃退するスープ」がそれだ。

取材先は、以前に『アサヒ芸能』の取材で訪れたことがある岐阜・養老町の『船戸クリニック』。スープのレシピは船戸先生の奥様が監修した。東洋医学が専門で、船戸先生ががんを患った際に作っていたものを再現していただいたのだ。

皆様、書店・CVSでお買い求めの上、是非ご覧ください!