永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

長男ロス。

これらは長男が修学旅行や遊びに行ったところでお土産として買ってきてくれたものである。もったいなくて開封していない。

昨日、長男は4月1日から静岡県の会社へ転職するため、家を出た。とはいえ、いまだに自分の部屋や和室には荷物が散乱したまま。それを片付けるために2週間後くらいにまた来ると言っていることもあって、「別れ」という感じはしなかった。

しかし、1日しか経っていないのに、もう、すでに寂しさが込み上がってくる。完全に長男ロスである。

1年前に次男が家を出たときも寂しかった。でも、まだ長男がいたから救われた。

「あのとき、(長男は)こうだったよね」とか、「あのとき、(長男は)こう言った」と、女房と話すのは長男との思い出話ばかり。その1つ、1つ、いや、すべてが愛おしくてたまらない。

私も結婚して翌年くらいに女房の職場に近い安城市で暮らすために家を出た。引越し当日、私の両親は安城のアパートについてきた。部屋に荷物を運び終えて帰るとき、何だか両親が小さく見えた。

きっと、今の私と同じ心境だったと思う。寂しかったのだ。30年経って親の気持ちを理解することができた。

2人の息子が家を出て、女房と2人きりになった。これからは女房と仲良く暮らそうと思っている。そして、子どもたちのいない寂しさは仕事を一生懸命することで乗り越えようと思う。

ってことで、明日も仕事だ。頑張ろう。