永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

取材屋。

土曜日も日曜日も仕事だったので、今日は午後からオフにしようと思っていた。

しかし、午前中に編集部へプランを送ったところ、4本中2本が通り、さらに編集担当とメールのやり取りをする中で新たに1本のプランが生まれて、合わせて3本になった。

すぐに取材先へアポを取ると、ありがたいことに快諾。あっという間にスケジュールが埋まった。おかげで今月は忙しくなった。いやー、ありがたい。

結局、午後からオフの予定をキャンセルし、予定を前倒しにして頼まれていたイベントのキャッチコピーの案などをまとめた。まぁ、オフはいつでも取れるからね。

編集部へプランを送り、取材のゴーサインをいただき、取材・撮影をする。この流れが私の原点であることをあらためて実感した。

取材をする中で、さまざまな情報を得る。そこからまた次のプランが生まれる。そのループなのだ。逆にそれを止めてしまうと、何も生まれない。

思い出すのはコロナ禍の2020年4月から5月。飲食店の営業自粛で私は何もやることがなくなった。でも、気持ちだけは仕事モードであり続けようと思い、自分のHPの制作を続けた。同時にこのブログで毎日発信し続けた。

すると、コロナが収束へ近づくにつれて忙しくなってきたのである。ありがたいことに会社を立ち上げてから、これまでオファーが途切れることはなかった。これは「種まき」をしておいたからだと思っている。

ただ、そこに胡座をかいていた自分も間違いなくいた。ここ最近、スケジュールがゆったりとしていたのは、それを戒めるためのものだったのだ。

屋号は取材屋から株式会社つむぐへと変わったが、取材屋としての矜持は片時も忘れてはならない。