CDのジャケット撮影、いわゆるジャケ写を手がけるカメラマンは、スゴイと勝手に思っている。私の専門ではないので、よく知らんけど。多くの人の目に触れるものだし、アーティストのイメージもある。
っていうか、おそらく、いや、絶対にアートディレクターがいて、その下でカメラマンは彼が描いたイメージに近づけつつ、オノレのセンスをプラスしていく。やはり、それなりの実力がないとできない仕事だと思う。
私がジャケット撮影をしたのは、たった一度だけ。その世界では有名かもしれないが、一般にはあまり知られていない女性演歌歌手の方。しかも、そのCDが発売されるのは年明けとかおっしゃっていたので、まだ完成したCDジャケットを見てもいない。
何度も書くが、ジャケ写は私の専門外なので、どうでもいいっちゃぁ、どうでもいい。おそらく、一生やることはないだろうし。
さて、昨日は午後から三河方面で撮影の仕事。ランチは久しく訪れていない『北京本店』へ行こうと決めていた。「北京飯」がムショーに食いたくなったのだ。
店へ着いたのは13時頃。並ぶことを覚悟していたが、第一次のピークタイムが過ぎていたのか、すんなりと入ることができた。しかも、案内されたのは大将の杉浦允俊さんが中華鍋を振っている、目の前のカウンター席。
「どうも♡」と挨拶すると、とても驚いてらっしゃった。
「いきなり、ですか(笑)。心の準備が……」と、杉浦さん(笑)。こらこら、ヒトを総会屋みたいに言うんじゃない(笑)。
注文したのは、名物の北京飯と餃子、スープのセット「安城セット」。うん、相変わらず旨い!豚モモ肉の唐揚げとトロトロの卵、タレ、ご飯が見事に一体化している。丼ものとしては完璧だ。そんなことを思いながら、北京飯をワシワシと食べていると、
「帰りの車の中ででも聴いてください」と、1枚のCDをプレゼントしてくださった。
それが↓これ。
名古屋出身のアーティスト、河原崎辰也さんが歌う、そのタイトルは「黄金色(きんいろ)の北京飯」!
いやいや、言いたかったのはそれじゃない。ジャケ写、ジャケ写!ジャケ写に注目!どこかで見覚えがあると思ったら、私が撮影した写真だった(笑)。
↓ジャケット裏面の写真も。
「ナガヤさんは、どんなお仕事を?」と、誰かから聞かれたら、これからは
「うん。グルメと人物が中心なんですけどね。ジャケ写も2回ほど撮ったことがあります」って答えよう(嘘)。