永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

悪しきルーティーン。

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一般的に朝9時から夕方6時が定時という会社が多いだろう。私が写真専門学校を出て、最初に務めた広告制作会社もそうだった。仕事を承けると、その時間内で終わらせようと思う。とはいえ、定時に帰宅することができる人はそんなに多くはない。それでも、20時とか21時、遅くても22時くらいか。まぁ、中には帰宅はいつも午前様という方もいらっしゃるかもしれないが。

フリーである私の場合、定時というものは存在しない。どうだ、スゴイだろ?という話ではない。まったく逆だ。「〆切に間に合えさえすればよい」と考えてしまうものだから、定時という概念がなく、夜中までダラダラと仕事をしてしまう。

原稿を書くのに、私は午前中がいちばん集中できる。朝は電話も滅多にかかってこないし、朝から仕事モードに入ると、それをずっと維持できるような気分になるのだ。わかるかなぁ。しかし、昼食を摂ると、その後は決まってペースダウンしてしまう。

PCの文字がだんだんと見えにくくなって、瞼が重たくなってくる。ソファに横になると、ものの数秒で熟睡。仮に2時間寝てしまったとしても(さすがにそこまで寝ることはないが)、「寝た分は夜に取り戻せばいいや」と考えてしまうのだ。結果、朝から晩までPCに向かっていることになる。それがイケナイ。

そのルーティーンを何とか変えたい。そもそも床に就く時間が遅すぎるのかもしれない。ブログを書き終わって、1時くらいには布団には入るものの、スマホで漫画を読んだりして遅いと3時近くになることもある。それでも毎朝8時には起きてしまう。5時間眠ればよいと思っているが、やはり、これでは短すぎるのか。

いずれにしても、仕事は日が昇っている間にするのがいちばんよい。夜の空いた時間に映画を見たり、本を読んだり、ときには呑みに行ったりすれば、もっと豊かな時間を過ごすことができるのではないだろうか。今年でフリーとなって四半世紀を迎える。悪しきルーティーンを断ち切るにはよい時期かもしれない。