永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

人生の第4章。

いよいよ、今日から3月。前から書いているが、今月でレギュラーの仕事が終わる。すでにサイト内でアナウンスされているので、ここでも伝えておく。

コロナ禍の2020-21年にオープンした名古屋の新店を毎月2軒紹介している『Yahoo!ライフマガジン』が3月末をもって終了するのだ。あ、記事コンテンツは残るので、これからも読むことはできるのでご安心を。

また、Web版の『おとなの週末』は、リニューアルのため今年に入ってからは記事を送っていない。リクルートの『メシ通』もコロナ禍で取材に出られなくなっている。今、更新されている記事は食レポではなく、レシピばかりなのはそのためだ。

今、私が記事と写真を提供しているWebメディアは、『東洋経済オンライン』と『DANRO』の2件だけとなってしまった。しかも、2つとも企画を通してナンボ。今まで以上にハイペースで企画を送らねばならない。

『Yahoo!ライフマガジン』は、紙媒体の仕事でお世話になった編集者がYahoo!へ転職をされて、また声を掛けていただいた。とても楽しくて、やりがいのある仕事だったので、とても感謝している。Y田さん、大変お世話になりました。これからも私でお役に立てることがありましたら、いつでも気軽に声を掛けてやってください。

年末あたりから、『Yahoo!ライフマガジン』で抜けた穴をどうやって塞ごうかとずっと悩んでいた。求人サイトを見て、契約ライターの仕事を探したこともあった。が、未経験のジャンルの、それも単価の安い仕事をやってもよいのかと自問自答したとき、やはり、エントリーをするのをやめた。

そんな中、これまでのスキルを生かせる、いや、これまで以上のスキルを求められると言ったほうが正しいな。私自身も成長できる新しい仕事のオファーをいただいた。詳しくは書けないが、今日、3月1日が実質スタートとなる。

この仕事は、私次第で5年、10年先も続けていくことができる。それこそ、今のように身体が動かなくなっても。ひょっとしたら、私自身の人生が大きく変わることになるかもしれない。そんな可能性も十分ある。それだけに、絶対に失敗は許されない。

フリーになるまでの私の人生が第1章だとしたら、第2章は来るもの拒まず、あらゆるジャンルの仕事を請けていた時代。第3章はフードカメラマン兼ライターになってから。そして、第4章は今日から歩む人生だろう。タイトルも筋書きがまったく決まっていない。でも、それがまた楽しい。