永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

単行本の仕事。

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今日(ブログ執筆時は6/30)から、新しい仕事がスタートした。新しい仕事とは、私にとって実に16年ぶりとなる単行本の取材、執筆である。

版元やタイトル、内容はまだ明かせないが、名古屋本や名古屋めし本ではないとだけは言っておこう。もう、あの世界から私は卒業したのだ。

オファーをいただいたのは、今年2月。雑誌やWebメディアを主戦場としてきた私にとって、単行本の仕事は前人未到の挑戦である。しかも、制作期間も長くて、その間は他の仕事を入れることができない。ゆえに、丁重にお断りしようと思った。

が、ブログをはじめて丸2年が経ってオファーをいただいたことにライターとして成長する機会というか何かしらの意味があるのかもしれないと思い、請けることにした。

現在、取材は佳境に入っていて、同時進行で原稿を書き勧めねばならない状況。しかし、取材のメモだけでは材料として乏しい。そこで、今日は取材時に録音した音声を聞いて、ポイントとなる部分をもう一度メモをとることにした。

これがかなり大変というか面倒くさい。昨日は3時間分を書き起こしただけでヘトヘトになった。途中でもっと効率的な方法はないものかと考えたが、これしか方法は見つからない。何とか、今週中にすべて書き起こしたいと思っている。

とにかく、このペースに早く慣れることだな。あと、覚悟はしていたけど、イレギュラーの仕事を断りまくっている。それがめちゃくちゃ心苦しい。若い頃だったら請けていたかもしれないが、今は無理だ。イレギュラーの仕事も単行本も共倒れになるのがいちばんヤバいから。

もう、目も、首も、肩も、腰も、脚もガチガチに凝りまくり。今夜はマッサージへ行こうと思う。明日、つまり今日は、午前中に名古屋商工会議所の会報誌の取材、撮影。終わったらまた仕事場で単行本の仕事。

頑張るぜい!

 

※写真は、名古屋・丸の内『濃厚中華そば 佐とう』の「チャーシュー中華そば」。久しく行ってないなー。明日、取材が終わったら行こうかなー。