参議院選挙の開票速報を見ながらブログを書いている。
やはり、自民党は強い。と、いうことは、皆、今の暮らしに満足しているということなのか。それとも変化よりも安定を求めているのだろうか。私にはさっぱりわからない。
これからますます貧富の差が大きくなっていく。そして金持ちは言うのだ。
「努力が足りない。自己責任だ」と。
そりゃアナタ方は努力しただろうよ。努力ができる土壌に生まれたのだから。アナタ方はそれが当たり前だと思っているかもしれない。
どんなに優秀でも親ガチャでハズレを引いたら、夢を描くことはおろか、浮かび上がることもできないのである。子供の頃から何不自由なく暮らし、十分すぎる教育を受けてきたボンボンたちはわかっているのだろうか。
少し前の、この国の産業はモノづくりだった。良いモノをつくること、それを喜びとするのは真面目で勤勉な国民性とマッチしていたのだ。
ところが、生産性や効率性を求めるようになり、技術職や研究職に就いていた者はリストラされ、中国や韓国の企業に引き抜かれた。結果、モノづくりにおいて国際競争に敗れた。
この国はこれから博打(カジノ)によって外貨を稼ごうと画策している。この国の国民性や国柄とマッチしているとはとても思えない。それを推し進めているのは保守政党といわれる自民党。国柄をぶっ壊しておいて何が保守だ。
極めつけは憲法改正。憲法とは権力者を縛るためのものである。それが権力者が変えようとしている。私が権力者だったら、がんじがらめだった縛りを緩くする。結果、そのしわ寄せは国民にくる。間違いなく。
この国はどこへ向かおうとしているのだろうか。