永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

ありふれた日常のありがたさ。

1週間、一歩も外出していない。新型コロナに罹ってしまったのが原因だが、そろそろ限界。とはいっても、週明けから解禁なんだけどね。

21日(月)は、午後から名古屋駅で撮影。その前にお気に入りの喫茶店でランチを食べたい。それが今のささやかな楽しみ。

それと、1週間、女房の顔はチラ見したものの、長男の顔をまったく見ていない。会話のほとんどがLINEでのやりとりなので、話もしていない。

人と人との絆を断絶してしまう。新型コロナとはそういう病気だと思っていたが、それを実感した。大切な人に会うことも、触れることもできないまま亡くなった方がいることを思うと不憫でならない。

朝起きて、朝食を作り、女房と一緒に食べながらたわいもない話をしたり、仕事の息抜きにお気に入りの喫茶店まで車を走らせてランチを食べたりする日常がとてもありがたく思える。

長男と女房には、これを乗りきって全員が完治したら美味しいものを食べに行こうと言ってある。長男は「『光村』へ行きたい」と言っている。それも早く実現させたい。