永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

新しい炊飯器。

先週の金曜日、10年以上使ってきた炊飯器が壊れた。女房と2、3年前から買い替えの話はしていたが、まだ十分に使うことができたため、先延ばしにしていた。

新しい炊飯器を購入するにあたって、私の中では象印の「炎舞炊き」一択だった。それは昨年8月、大阪・難波にある『象印食堂』と梅田『象印銀白おにぎり』、新大阪駅構内『象印銀白弁当』を取材したのがきっかけだった。

toyokeizai.net

↑これがその記事だ。この取材で「炎舞炊き」で炊き上げたご飯を食べさせてもらい、あまりの美味しさに感動したのである。記事には食べた感想をこう書いた。

ひと粒ひと粒が立っていて、眩いばかりの光を放っている。銀シャリとはこのことを言うのだろう。食べてみると、米粒にしっかりとした弾力がある。決してかたいわけではなく、歯を押し返すような心地よい弾力。そして、何ともいえない甘みがふわっと広がり、その余韻はいつまでも続く。

こんなに美味しいごはんを食べたのは本当に久しぶりである。料亭や高級割烹で出される土鍋炊きのごはんに匹敵する旨さだ。しかも、おかずを食べるとごはんが食べたくなり、ごはんを食べるとおかずが食べたくなるという無限のループ。

考えてみれば、象印の戦略にまんまとのせられたわけだが(笑)、旨かったから仕方がない。炊飯器が壊れた翌日の午前中にネットで注文して、その翌日、つまり昨日、自宅に届けられた。

そして、今日の昼に「炎舞炊き」で炊いたご飯を食べた。おかずは焼き海苔と鮭フレーク、キャベツと揚げの味噌汁と貧相なものだったが、やはりご飯の美味しさが際立っていた。おかずも要らないほど旨いのだ。

これから毎日美味しいご飯が食べられると思うとテンションが上がる。いやー、ありがたい。と、思っていたら、そういえば今夜は関東で暮らす次男が帰ってきているので、一緒にご飯とスパ銭へ行く約束をしていた。それはそれで楽しみだけどね。ってことで、楽しんできます。