永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

また来たいと思う店。

今日は経済誌の撮影で愛知県岡崎市へ。岡﨑へ行ったときのお楽しみは、『カフェ・ド・いな』の「ピラフランチ」(1000円)。

ここのピラフは、これまで食べた中でもトップクラス。最近ではピラフを置いていない喫茶店も多いので、この店は貴重な存在だ。

ランチメニューは他にもイタスパやオムライス、グラタン、ドリアなど種類も豊富。サラダとドリンクが付いて950円〜1180円。

ここ『カフェ・ド・いな』は、いつ行っても多くの客で賑わっている。いつも駐車場はほぼ満車。今日は辛うじて1台だけ空いていたので止めることができたが、前に来たときは駐車場も満車で外で席が空くのを待っている客もいたため、泣く泣く諦めた。

どこに魅力があるのだろうと考えると、料理の美味しさもあるが、居心地の良さが挙げられる。厨房で調理しているマスターやオーダーを受けるパートさんも感じが良くて、店へ入ると何ともいえない温かい雰囲気が伝わってくるのだ。

私がちょこちょこ通っている地元の喫茶店もここまでは流行っていないが、同じようなものを感じる。

飲食店ゆえに料理の味は何よりも重要だが、いくら美味しくても店の人が仏頂面していたら、それこそメシが不味くなる。店で働く人々からにじみ出る雰囲気が料理をより美味しくさせるのだ。

「また来たい!」と思う店があるように、私も「また一緒に仕事がしたい!」と思われるような存在になりたい。