永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

「チャーラー祭り2024夏」の撮影。2

今日も「チャーラー祭り2024夏」参加店のメニュー撮影。

「チャーラー祭り2024夏」は、町中華らしい鶏ガラ醤油のラーメンとチャーハンのセットのほか、開催期間の6月15日(土)から8月31日(土)まで期間限定のセットを用意している店も。

↑写真は、夏らしいカレー風味の台湾まぜそばとシンプルなチャーハンのセット。麺にパンチがきいているだけに、あっさりとしたチャーハンがよく合う。このチャーラーはヒットする予感。

今日、撮影用のメニューを持ってきてくださった某店のご主人から面白い話を聞いた。

「5人がまったく同じレシピで作っても、それぞれ味が違う。それがチャーハンだ」とか。これ、すごく深い話だと思う。中華鍋の振り方や火加減などさまざまな要因が考えられるが、メンタルの部分もあると思う。

一方、別の若い店主は、私が撮影したチャーラーの写真を見て、
「おーっ、カワイイ♡」と呟いたのを私は聞き逃さなかった。自分が作った料理をまるでわが子のように愛でる店主がいる店は旨いに決まっている。今すぐにでも店へ行ってチャーラーを食べたくなった。

参加店の店主たちは皆、チャーハンを、ラーメンを、ひいては中華料理を愛しているのだ。それを垣間見ることができただけでも「チャーラー祭り2024夏」の公式アンバサダーになってよかったと思った。

明日は参加店のメニュー撮影の最終日。店主たちの熱い思いに応えるべく、最後まで気を抜かず、渾身の1枚を撮ろうと心に決めている。