先日、車で取材先へ向かっていたときのこと。渋滞する時間帯でもないのに車が多くて、なかなか前へ進むことができなかった。渋滞の先頭部分に行くと、道路の片側の車線が工事中で通行止めになっていて、警備員が誘導していた。
警備員が白い旗を振って「進め」と合図したのを見計らって、アクセルを踏んで車を前に進めた。ところが、対面から警備員の「止まれ」の合図を無視した車が侵入してきたのである。車種はトヨタのアクア。ボディには高齢者ドライバーのマークが貼られていて、80代くらいのジジイが運転していた。
私の車のすぐ左側は道路工事の機材。すぐ右側はジジイのアクア。いずれも幅は数センチ。もう、ギリギリである。ジジイにバックするように手で合図すると、ジジイがアクアの窓を開けて「何やっとんだ!お前が行け!」と怒鳴り散らして、頑として動こうとしない。あのなぁ、お前が勝手に侵入してきたんだろが(怒)。
不毛すぎるやりとりを見かねた警備員が私の車の前に来て誘導してくれたおかげで何とか切り抜けることができた。私の後ろに並んでいた車も同じように警備員の指示に従って前へ進んだ。その間、ジジイの車はまったく動かず。本当にクソ迷惑な話である。こういう身勝手なジジイが高速を逆走したりするのだろう。
そういえば、駅のホームで電車を待っているときに思いっきりジジイが割り込んできたこともあった。あまりにもヒドかったので「並んでくださいよ」と注意したら、「並んどったわ!」とキレながらミエミエのウソをつかれた。何なんだよ、ジジイ。
ジジイは何をやっても許されると思っているのだろうか。若者からすれば私も完全にジジイだろうが、こんな身勝手なジジイにはなりたくない。