永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

五十肩。

2年ほど前になるだろうか。撮影に同行した制作会社の人が機材を運ぶ際に「五十肩で肩が上がらないんですよ」と言ったのを聞いて、思わず笑ってしまった。

その直後に私も五十肩になり、左肩が上がらなくなってしまった。いやー、A井さん、あのときは笑ってゴメンナサイ。

温泉やマッサージへ行っても大した効果はなく、左肩を下にすると痛くて眠れないほど。寝返りを打つたびに痛みで目が覚めてしまう。

どうしても寝不足になるので、仕事場で原稿を書く日はよく昼寝をしていた。ものすごく仕事の効率も悪くなる。

「いつの間にか五十肩になって、いつの間にか治ってしまいますよ」と、マッサージの先生は言うが、まったく先が見えなかった。

ところが1年くらい経ったときに、すっかり治ってしまった。だんだんよくなる感じではなく、突然痛みがなくなった。本当に先生の言う通り「いつの間にか」がぴったりの表現だった。

やっと五十肩から解放されたと思いきや、3ヶ月位前から今度は右肩から肘にかけて筋肉の奥の方が痛くてたまらない。左肩のときと同様に、マッサージへ行っても全然よくならない。

右肩を下にして眠れないことはないが、痛みが走る角度があるようで、そのポイントに体重がのしかかるとやはり激痛で目が覚めてしまう。本当に辛い。

やはりこれも「いつの間にか」治るのを待つしかないのだろうか。