永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

運と徳。

運は良い方だと思っている。

そうでなければ、30年近くもフリーランスとして働いていないと思う。

実力?いやいや、私の場合は完全に運。だって、写真も文章も私より上手い人はいくらでもいるじゃないですか。

ただ、運の良し悪しはガラガラポンで決まるというものではないと思っている。そうなると、運は確率ということになる。

運の良し悪しは、自らが引き寄せるものだ。

メジャーリーグの大谷翔平選手は、運を身につけるための要素の一つとして「ゴミ拾い」を挙げている。

「ゴミは人が落とした運。ゴミを拾うことで運を拾うんだ。そして自分自身にツキを呼ぶ。そういう発想をしなさい」と、恩師である花巻東高校の佐々木洋監督から言われたことをメジャーリーガーとなった今も実践しているらしい。

私はゴミ拾いまではしないが、捨てることはしない。運が逃げていくような気がして。私が実践しているのはその程度。笑っちゃうでしょ?

きっと、運が良いのは、父母やご先祖が積み上げた「徳」のおかげだろう(笑)。その「徳」を食い潰す私はまさに穀潰し(笑)。

ゴミを捨てる行為の他、人を憎んだり、恨んだりするのも運は逃げていくと思う。恨みや憎しみは自然に発生する感情だから、仕方がないとは思う。

私だって、許せない奴はいっぱいいるし。まぁ、ムカッ腹を立てるのはよいとしても、いつまでも根に持たないということが大切なのだろう。

逆に、運を引き寄せるには、人に対して親切にすることだと思う。私は嫌な奴だから、なかなか難しい。努力しよう。

 

※写真は、昨日の仕事終わりに行った『さわやか』の「ハンバーグ&エビフライ」。やっぱり、ココはオニオンソースが味の決め手なのだと実感。