永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

仕事が新たな仕事を生む。

今日で某月刊誌の取材と撮影が終わった。いやー、長かった!リサーチを含めると、丸10日以上かかったんじゃないかな。

X界隈のwebライターに言わせりゃ「効率の悪い仕事」になるだろう。って、うるせーよ。こっちは好き好んでやってんだから。

思えば、取材や撮影以外の私の仕事、広告撮影や講演、イベント企画などは、すべて取材がきっかけで生まれたものである。

そりゃ取材や撮影だけに着目すると、効率が悪い仕事であるのは間違いない。しかし、そこには新たな仕事を生み出すチャンスが転がっているのである。

つい先日、取材へ行った店は以前に取材をしたことがあり、10年以上が経っていた。店長は当時から変わっておらず、私のことを覚えていてくださった。

取材と撮影の所要時間はだいたい2時間強。フツーに話を聞いて、フツーに写真を撮っているだけだ。他の人がどうやって取材を勧めているのか知らないから、比較することはできないけど、私が何か特殊なことをしているわけではない。

にもかかわらず、10年以上前の、たった2時間のやりとりを忘れないでいてくれるのは嬉しいし、ありがたい。

だから、いつも取材先では取材や撮影以外の仕事もやっていることをPRしまくっている。何かの拍子に思い出していただいて、お役に立てることがあるかもしれないから。

明日は名古屋駅構内の某飲食店の全メニューを撮影。長丁場になりそうだけど、頑張ろう。あ、この仕事も取材がご縁だったな。

仕事が新たな仕事を生むのである。