永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

チャーラーは等身大の幸せ。

「チャーラー祭り」の旅。今日は友人のN垣くんと一緒に旅を楽しんできた。

旅立つ前に喫茶店でスタンプラリーシートを見ながらどこの店へ行こうかと話をしていると、飲み物を持ってきてくれた喫茶店の店員さんが
「何ですか、それ?」と目を輝かせながら尋ねてきたので、スタンプラリーシートを見せてチャーラー祭りの説明をすると
「うわー!すごいイベントですね!チャーラー、大好きなんですよ。ネットでも調べてみます」と大喜び。やはり、チャーラーの人気は根強いのである。

N垣くんと検討した結果、熱田区伝馬町の『元祖名古屋中華 渡辺』へ。

スタンプラリーの状況を訪ねてみると、
「土日はそれぞれ20人くらいの方が来てくれました」と店主の渡辺さん。

そんな話を聞くと、嬉しくなる。開催にこぎつけるまで大変だったことを忘れて、イベントを企画してよかったと心の底からそう思う。

チャーラー祭りに参加中の皆様、スタンプラリーゆえに一人でコツコツと店を巡ってらっしゃる方も多いと思いますが、注文したチャーラーは是非スマホで撮影してSNSでガンガンに拡散させて祭りを皆で盛り上げようではありませんか。

チャーラーの魅力は、SNSにありがちな「背伸びした幸せ」ではなく、「等身大の幸せ」であると思うのです。正直、背伸びをして承認欲求を満たすのは疲れます。それよりも今、そこにある小さな幸せを見つけられる方がステキだと思うわけです。チャーラーはその象徴です。SNSをチャーラーの写真で満たしましょう。

さて、『元祖名古屋中華 渡辺』で提供している「炒飯+冷麺」(1210円)は、チャーラー祭りのために用意したセットだが、ふと店内の壁に目をやると、「冷やし中華 950円(税込1045円)」というPOPが目に飛び込んできた。

と、いうことはですよ。このセットの炒飯は165円になってしまう(笑)。これが喫茶店のモーニングサービスのような“名古屋中華”と呼ばれる所以である。いやー、恐れ入りました!