永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

インタビューは楽しい。

今日は某webメディアでの初仕事。編集長も取材に同行してくださった。

午前中が某メーカーの社長のインタビューで、午後は新しくオープンする某施設の内覧会。いずれも取材と撮影を任された。

インタビューの内容はまったく専門外のジャンルだったが、下調べをしているうちに興味が出てきて、本番となる今日の取材では社長の話をずっと興味深く聞くことができた。

というか、あらかじめ用意していた質問リストをすっ飛ばした部分もあったが、こちらが聞きたいと思っていたことを社長自ら語ってくださった。心が通じ合ったような気がして嬉しくなった。

ジャンルが違っても、人並み以上の苦労をされた方は、人の心を打つコトバを持っている。その人の生きざまというか、その人の人生を垣間見ることができるのがインタビューの醍醐味であることを実感した。

あとは社長からいただいた一つ一つの言葉を丁寧につむいでいくこと。そして、読者様の心に響かせたい。

もう、かれこれ何百回も取材をしているが、毎回新たな気付きや喜びがある。だからこの仕事はやめられない。

明日も某メーカーの社長インタビュー。ネットで探しても社長のプロフィールはまったく見つからず、どのような人生を歩んできたのかもわからない。明日のインタビューはそこから始まる。どんなコトバが発せられるのか楽しみである。

 

※写真は今日のお昼に編集長と一緒に行った『光村』の「かき揚げ丼」。最近頻繁に行ってるけど、やはりここは旨い♪