永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

長男と鮨。

今夜は長男と鮨。今月、長男は自宅を出て静岡で暮らすため、メシでも食おうということになったのだ。

「寿司が食べたい」とのリクエストに私が選んだのは、名古屋駅・柳橋市場の近くにある『鮨 茶居庵』。

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ここの系列店は何度も取材したことがあり、それが縁で毎年おせち料理やコース料理の撮影の仕事もいただいている。

とくに『鮨 茶居庵』は本当に美味しくて、私のお気に入りの店なのだ。

いやー、長男と同じ空間で同じ料理と酒を楽しむのがこんなに心地よいものだとは思わなかった。

父子だから会話が多いわけではない。それでもいろいろ話した。仕事のこと。将来のこと。彼女のこと。結婚のこと。

長男は26歳。ちょうど私が会社を辞めてフリーになった年だ。長男はまだ生まれていないけど、すでに結婚もしていた。

そう思うと、長男も大きくなった。立派な大人だ。きちんと会社へ行き、会社を辞めてもすぐに転職先を探した。私よりもしっかりしている(笑)。

もう、長男にも次男にも私からは何も教えることはない。あるとしたら、旨い料理と旨い酒がいかに人生を豊かなものにするか、かな。

以下が息子と一緒に食べた料理。記録として残そうと写真を撮った。

まずは酒の肴5品。

トリュフ入りゴーダチーズと牡蠣の茶碗蒸し

うざく

鮑へぎそば

子持ち昆布フライ

大蛤と若芽のしゃぶしゃぶ

ここからが鮨。全10貫。

墨烏賊

鯛の昆布〆

牡丹海老

平貝

無添加塩水雲丹小丼

中トロ

赤身漬け

穴子

ネギトロ巻

鮨はここまで。もう、お腹いっぱい。

赤だし

水物。これにお抹茶が付く。

美味しかったし、何よりも楽しかった!また行きたい。今度はいつ行けるだろう。