永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

なメ研ニュースレター。

私が取材活動の拠点にしている名古屋にライターやカメラマンなどメディア関係者のゆるーい集まりがある。なごやメディア研究会、略して“なメ研”がそれだ。

nameken.jpn.org

発足したのは、2016年。フリーのジャーナリスト、関口威人さんの個人プロジェクトとしてスタートし、2018年には理事に報道写真家の川柳まさ裕さんとフリーライターの三浦マリさんを迎えて、一般社団法人となった。

月1回の例会では、ITジャーナリストや中東をテーマにするカメラマン、貧困や福祉の問題に切り込む女性ライターなど専門分野で活躍する同業者の講演と質疑応答を行い、終了後は懇親会も開いた。

私も講師として呼ばれたことがあり、そのときのテーマがこのブログのタイトルでもある「永谷正樹、という仕事。」だったのだ。

そんななめ研の関口さんから、毎月1本ペースで有料のニュースレターを書いてほしいとのオファーがあった。なメ研メンバーと記事に対してお金を払った人しか見ることができないため、ブログに書けないことや際どい話を書いても大丈夫ということだった。

とはいえ、私はキャリアだけは長いものの、なメ研メンバーのような硬派なジャーナリストではないので、ネタになるような体験もないし、どこにでもいるごくフツーのおっさんなので、おっさんの戯言を読んでみたいか甚だ疑問である。

一つ思うのは、昨日のブログでも少し触れたが、ライターの仕事のスタイルが今と昔ではかなり変わってきていることが私にはどうしても気になる。いや、昔は良かった的な話をするつもりはないし、それを今のライターに共用するつもりもない。

ただ、昔のスタイルを事細かに文章で残すこともそれなりに意義があるのではないかと思い、私にしては珍しく過去を振り返りつつ、筆を走らせている。長くなりそうなので、何回かに分けて書こうと思っている。

興味のある方は、上にリンクを貼り付けたなメ研のHPから会員の申請をしてください。決して損はさせませんので、お楽しみに。