永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

リサーチ。

今日は昼と夜に飲食店のリサーチへ行く予定だった。「だった」ということは予定が変更になったわけで、今こうしてブログを書いている。

昼に行こうと思っていた店の定休日は「不定休」。一抹の不安を抱きつつも向かうと、案の定、店の入口に暖簾が掛けられていなかった。電話をかけるも携帯電話に転送されるのでもなく、留守番電話になるのでもなく、
「電話にお出になられません。しばらく時間が経ってからおかけ直しください」とのアナウンス。

Googleの口コミを見ると、私と同じような経験をした人もいた。

「電話で確認しなかったお前が悪い」、「予約してから行きゃいいのに」というご意見もあるだろう。おっしゃる通りだと思う反面、正直、腑に落ちない部分もある。

家族や友人、または一人でご飯を食べに行くとする。電話確認や予約が必要ならば、その店はふらっと気軽にご飯を食べに行けないということになる。

私がプライベートで食べに行く分には不定休だろうが、臨時休業だろうが何の問題もない。しかし、掲載された記事を見て「ふらっと行ってみたくなった」読者様がこのような状況になったら申し訳ない。

ゆえに取材するのを見送ることにした。今回の特集記事の本命だっただけに残念だが、仕方がない。

で、夜に行こうと思っていた店を昼にスライドさせることに。

店の雰囲気やサービス、価格、ボリュームも問題なし。スマホで撮影した写真もかなり「絵」になっていた。しかし、味付けがやや濃い目なのがどうしても気になった。

ってことで、リサーチは振り出しに。明日、もう一度行こうと思う。こういった地道なリサーチこそが記事の信頼度を高めることに繋がっているのである。