永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

焼肉定食@松屋の流儀。

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今日はレギュラーの仕事でZOOM取材。その前に腹ごしらえをしようと久しぶりに「焼肉定食」を目当てに近所の『松屋』へ。

店の入り口近くの券売機にお金を入れて定食メニューのボタンをポチッとな。ところが、「焼肉定食」が見つからない。よーく見ると、「アンガス牛焼肉定食」にバージョナップしていた。私としては、あの、かたーい肉が好きだったんだけどなぁ。

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これが全体像。肉がアンガス牛に変わった他、サラダもパプリカをくわえて彩りがよくなっている。

せっかくなので、『松屋』の「アンガス牛焼肉定食」における私なりの流儀を紹介しよう。読んだ方は、明日これが食べたくなる!かも?

まず、上記の写真では、味噌汁の蓋が開いている。これは撮影のために開けたのであり、蓋は肉もご飯もサラダもすべて食べ終わってから開ける。なぜなら、すぐに冷めてしまうからだ。

『松屋』には、テーブルやカウンターに焼肉のタレやバーベキューソース、ポン酢、しょうゆ、七味唐辛子、フレンチドレッシング、ゴマドレッシングが置いてある。この豊富な調味料も『松屋』の魅力である。

「アンガス牛焼肉定食」には、私はバーベキューソースと七味唐辛子を使う。で、皿の隅の方に紅ショウガをのせる。焼肉のタレはやや甘く、食べている途中で飽きてしまうのだ。

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こんな感じ。ここの七味唐辛子はあまり辛くない。『吉野家』と同じで風味が引き立つので、多めにかけるのがポイント。

サラダのドレッシングは、フレンチドレッシング。ただし、この時点ではまだかけない。

ここから、実食。まずは、そのまま食べる。肉はやわらかいとはいえないものの、おかずとしてのポテンシャリはかなり高い。肉の旨みとタレの味をご飯に吸収させるようにして頬張る。ご飯に移った味や香りもまた旨い。

次に『吉野家』の「牛丼」の流儀でも紹介したように、肉で紅ショウガを巻いて食らう。これが本当に旨い。そのまま食べるのがレベル50だとしたら、これは3倍の150。ご飯も3倍掻き込みたくなるが、ここはガマン。でも、2倍までならOK。

次は、肉をサラダの上にのせる。そして、キャベツなどの野菜を巻いて食らう。だから、ドレッシングは不要なのだ。肉の味と野菜のシャキシャキとした食感のマッチングがよい。ドレッシングはこのスタイルでサラダを半分ほど食べてからかける。

添えられた大根おろしは辛くないし、水っぽくなるだけなので食べない。ネギはというと、味噌汁に投入して香りと食感を楽しむ。前にも書いたが、最後に蓋を開けるので、熱々が楽しめる。

今回は忘れてしまったが、「キムチ」も注文して、肉で巻いても悶絶するほど旨い。これは間違いなくレベル200。試してみてください。