永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

クソみてぇなコメント。

私が記事と写真を提供している『おとなの週末web』と『東洋経済オンライン』はYahoo!ニュースでも公開される。

すると、辛辣なコメントが寄せられる。いわゆる「ヤフコメ」だ。相手にしなければよいのだが、あまりにも内容が浅くて頭がクラクラするほど。記事をしっかりと読んでいないのか、それとも読解力がないのか。まぁ、両方だろう。

つい先日、『おとなの週末web』でチャーラー祭りの実食レポートの記事を公開した。その中で、紹介した店がチャーハンとラーメンをほぼ同時に出してくれて嬉しかったことを書いた。

中には先にチャーハンを出されて半分以上食べたところでラーメンが運ばれてくる店もある。読者の皆様も経験したことはあるだろう。オペレーション上仕方がないかもしれないけど、あれは腹立つよね。

私がその腹ただしい気持ちを「軽く殺意さえ抱いてしまう」と書いたところ、ヤフコメで「殺意を抱く?危険なライターだな」、「公衆に晒される言葉に殺意とは!食べ物の恨みは恐ろしい」というコメントが並んだ。

こいつら、アホか。額面通りに受け止めるか?危なっかしい言葉をあえて使ったのは、記事を読んだ方に共感してもらうためだ。

はぁ?公衆に晒される言葉?じゃ、TVドラマで「死ね!」や「殺してやる!」というセリフを使っている役者にも同じことを言うのか?

こういうヤカラがTV局に電話したり、メールを送ったりするのだろう。結果的にTVはどんどんつまらなくなっていく。

それと、少し前に味噌かつの記事が公開されたときは、「何で名古屋の味噌カツ定食ってこんな高いの!?松のやだったらこの半分の値段で食えるのに」というコメントを見つけた。

グルメ記事のコメントに価格の高さを指摘するヤカラは結構多い。↑こいつは一生『松のや』で安い味噌かつを食っていればよいのだ。もうそれ以外に言うことはない。こいつにとっての外食は、ただ単にお腹を満たすだけのものなのだから。

おそらく、こいつはプロが撮った写真と素人がiPhoneで撮影した写真の区別もつかないと思う。「プロは高いから」と、カメラマンに頼むこともない。頼むとしたら、インスタで1コインで撮影してくれる自称プロ。

私も毎日高い店で飯を食っているわけではない。もちろん、チェーン店にも行く。高い店へ行くのは仕事だし、プライベートでもたまに足を運ぶのは、そこにチェーン店では味わえないものがあるからだ。

「心の豊かさ」である。お腹を満たすとともに心が豊かになる。私はそれが外食だと思っている。それに共感できないヤカラは記事を読むな!