永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

台湾まぜそばと選挙と政権交代。

今日の昼は、上小田井にある『てっぺん』で「台湾まぜそば」。無性に食べたくなってね。

驚いたのは値段。少し前まで900円くらいだったと思うけど、今日久しぶりに訪ねると、1100円に値上がりしていた。たしかにラーメンよりも調理に手がかかるし、仕込みに費やす時間も考えると、仕方がないかもしれない。

でも、消費者側の給料が上がらないことには、これまでのように気軽に食べに行くことができなくなる。まったく、世知辛い世の中になったものだ。

写真は、iPhoneに入っているアプリ、Lightroomのカメラで撮影して、画像処理した1枚。ボケの感じがなかなかでしょ?こんなイメージ写真までiPhoneで撮ることができるのである。そりゃカメラマンも食えなくなるわな。

いかん。今日は愚痴ってばかりだな。

今日の夕方、原稿を書いていると、川崎で暮らす次男からLINEがあった。
「期日前投票へ行ってきた」とのこと。

どの政党に投票したのか尋ねると、
「お父に思想が近い、とだけ言っておこうか」と次男。さらに、
「停滞ではなく、今後をよくすると思ったところ」と。

私としては、自民党以外ならどこでもOK。本当にこの30年間、自民党(わずかな期間、民主党政権もあった)がやってきたことはあまりにも酷すぎたからね。

今回の選挙では自民党が過半数割れするともいわれている。それは国民の声を聞かず、やりたい放題やってきたからにほかならない。本当に自業自得以外の言葉が見つからない。

だからといって、野党第一党の立憲が政権を奪取しても、かつての民主党政権がそうだったように、グダグダになるのは目に見えている。それでも今回の選挙で自民党に勝たせてはならないのだ。

この政党に政権を任せたい!という積極的な投票ではなく、一度やらせてみよう、でよいのだ。ダメだったら、次の選挙で落とせばよい。仮に国民民主が次の政権を担ったとして、これまたうまくいかなければ選挙に負ける。それを何度か繰り返すしか世の中を変える方法はないのだ。

おそらく、失った30年を取り戻そうとしたら、同じくらいの時間はかかると思う。私の息子たちは、いわゆるZ世代になるが、彼らは生まれてから、いや、生まれる前からずっと不景気だったわけで、次男のように変革を求める者がいるということが救いだ。

若者よ、選挙へ行こう。この国を変えるために。