永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

Nikon Zfc

実は少し前にNikon Zfc、Z16-50ミリのレンズキットを勢いで買ってしまった。

3月に買ったZfがあまりにも使いやすくて、撮っていて心地よかったので、APS-CであるZfcはどうなのだろうと気になっていたのだ。

で、実際、手にとった感想は、軽い。Zfよりもはるかに軽い。シャッター音はZfと比べて、安っぽいような気もするけど、まぁ許容範囲。

作りも全体的にZfよりもチープなのは否めない。でも、価格のことを考えたらこんなものだろう。ブラックボディを選んだので、パッと見ではチープ感は抑えられていると思うし。

Zfcには純正グリップを付けた。こんなモノ、要らないっちゃぁ要らないんだけど、ボディ底部の傷防止のためである。底部だけを保護するアルカスイス互換のプレートを探したところ見つからなかったのだ。

グリップは社外品でも沢山あるし、ZfcユーザーのブログやYouTubeでも紹介されている。しかし、今ひとつ魅力を感じなかった。

純正グリップはアルカスイス互換ではないため、このままでは三脚にセットすることができない。まぁ、Zfcを三脚にのせて使うことはほとんどないと考えて、純正グリップを選んだというわけだ。

続いて、使用感。ダイヤルやボタンなどはZfとほぼ同じなので、まったく違和感なく使うことができた。

レンズはキットレンズのZ16-50mmとZ28mmの2本だけ。APS-Cで約50ミリの標準レンズとなる35ミリのF値の明るいレンズがあれば欲しいとは思う。ZfのキットレンズであるZ40mmがあるから悩ましいところではあるけども。

ZfもZfcも持って出かけたくなるカメラである。本当にNikonは写真好きのツボを心得ていると思った。SONYのα7IVもとてもよいカメラだとは思うが、仕事以外であまり触ろうと思わないもんね。

Zfcは完全にプライベートのカメラ。これまでRICOH GR IIIを持ち歩くことが多かったけど、これからはZfcをバッグの中に常備させておこうと思っている。

私もすっかり“ニコ爺”になってしまった(笑)。