永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

永谷正樹、という会社。6

当初、法人化の手続きは高校時代の先輩でもある税理士にすべて任せるつもりでいた。しかし、編集者の山本由樹さんからネットで簡単にできると聞き、教えていただいたサイト「会社格安センター」を通じて自分でやることにした。

「会社格安センター」、むちゃくちゃ胡散臭そうに見えるが(笑)、行政書士の方が運営されていて、とてもわかりやすく、親切に教えてくれる。

ガイダンスにしたがって、アンケートに必要事項を記入。その後、印鑑証明書と身分証明書をスキャンしてメールで送ると、公証役場や法務局へ提出する書類一式が送られてくる。

そこにも1つ1つわかりやすく手順が書かれていて、週明けに公証役場へ電話して今月中に訪問予約を取ろうと思っている。法務局へ行くのは来月になりそうだ。

法人化は着々と進んでいる。

会社を設立したら、いや、たった今から私は「伝える」ということにとことんこだわっていこうと思う。

料理人をはじめとする人々の思いを聞き取って、それを言語化する。そして、世の中に伝えることをオノレの使命とするのだ。

それはとてもアナログな作業である。心の奥底にあるコトバというのは、人格と人格がぶつかり合ったときに引き出されるわけで、メールや電話なんかでできるわけがない。現場へ足を運んでナンボ。そこにも徹底的にこだわっていきたい。

法人化するのは、大好きな仕事を今以上に楽しくやるため。ただ、それだけ。