永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

票入れど、わが生活は楽にならざり。

衆院選で自公が過半数割れとなるようだ。

そりゃそうだ。

これまで何とか暮らすことができていたのが、できなくなったのだから。

一方、政治家とそのお友達は私腹を肥やしまくっていたわけでしょ。

昨年4月、最後の挑戦として個人事業から株式会社つむぐへと法人化したことは読者の皆様もご存知だろう。

もうね、吹けば飛ぶような会社でも法人税や消費税、源泉所得税などなど税金ばかり払っているんですよ。それと、社会保険料もね。

社員を雇って、事業を拡大するなんて夢また夢。まぁ、ハナっからそんな気はないけども。

選挙速報を見ていないからよくわからないけど、自公が過半数割れとなると、コイツら、第三極の国民民主にすり寄るだろう。国民民主も政権与党として権力を握りたいだろうから、連立に加わるかもしれない。

そうなると、増税路線となり、選挙前と何ら変わらなくなる。相変わらず、生活は苦しくなるのは目に見えている。

立憲の党首となった野田佳彦にそれを止める力があるかといえば、あるわけがない。そもそも、消費税率を8%、10%に上げた道筋をつけたのは民主党政権時の首相だったコイツなんだから。

要するに、維新は言うまでもなく、国民民主も立憲も「ジェネリック自民」なのである。うん、なかなかイイ例えだ。

今回の衆院選で私は消費税の減税、もしくは廃止に言及している政党を選んだ。コロナ禍で冷え込んだ経済を立て直すために、諸外国は消費税の減税や撤廃を行ったが、この国は一切やらなかった。

コロナで大きな打撃を受けた上に、ウクライナ戦争で原油をはじめ、ありとあらゆるものが値上げされたのに政府は無策。それどころか増税するなんてのは、愚の骨頂にほかならない。アホか!

と、ここまで書いたのをネトウヨが見ると「ナガヤは左翼だ!」とのレッテルを貼られそうだが、好きにしろ。彼らは、消費税減税・廃止よりも靖國神社へ参拝するかしないかが基準になっているのだから、わかるはずがない。

ネトウヨの皆様に聞きたいことがある。靖國の英霊たちは、今のこの日本を見てどう思うだろうか。日本をこんな国にしたかったのだろうか。誰か教えてくれ。

選挙が終わってから、しばらくは混乱が続くだろう。そして再び政治家や政党の不祥事が起こると思う。また選挙で国民の信を問えばよいのだ。やっぱり時間がかかるな。失われた30年を取り戻すには、30年はかかるかな。せめて、息子たちの世代が、頑張れば報われる世の中になるようにと願うばかりである。