永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

タイミング。

今日は千種区『大久手山本屋』でメニュー撮影。

朝10時にスタートして、終わったのが15時。とはいっても、ここは長い付き合いなので、休憩を挟んだり、撮影した味噌煮込みやカレー煮込みを賄いで食べたり、ゆったりとしたペースでやらせてもらえるので、あまり疲れが出ることはなかった。

逆に急かされまくって心の余裕のないままシャッターを切るとイイ写真は撮れないし、そういう現場はムチャクチャ疲れる。

『大久手山本屋』も取材きっかけで私の写真を気に入ってくださり、メニューを刷新したり、新店がオープンしたりする際に声をかけてくださる。

撮影はいつも5代目の青木晃佑さんの奥様、知聡さんの仕切りで行われる。今回は私の知り合いでもあるスタッフの鈴木貴志さんも加わった3人がチームとなって取り組んだ。

味噌煮込みうどんの撮影は何よりもタイミングが重要。そこで、5割ほど土鍋で煮込んだうどんを撮影現場である店の個室に運んで、カセットコンロの上で仕上げていき、完成したところでシャッターを切る。

湯気を出すには、あらかじめ部屋をエアコンでガンガンに冷して、コンロの火を止めると、ふわっと湯気が立つ。そこを狙うのだ。

最初は3人の呼吸が合わなかったが、数をこなしていくうちにぴったりと合い、ベストな1枚を撮ることができた。

知聡さん、鈴木さん、本日はありがとうございました!お疲れ様でした!

さて、明日は朝イチで知多半島で撮影。今から準備をしなきゃ。