永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

きしめん

どんどん庵検定があったら、私は一級間違いなし(笑)。

このところ、名古屋めしネタから遠ざかっていたので、軌道修正(笑)。 先日、取材で地元のセルフうどんチェーン『どんどん庵』へ行ってきた。日常的に食べに行っていることもあり、新たな発見はないだろうと思っていた。しかし、見事に予想を裏切られた。『…

「鉄板焼き太きしめん」は家族で食べた焼肉がヒント!?

麺類食堂で「天ぷらきしめんを赤つゆで」、「白つゆでかけきしめんを」など、さまざまなリクエストをする客がいるという話を耳にする。つゆを替えるくらいなら、まだカワイイものである。なかにはメニューにないものを求めるツワモノもいるらしい(笑)。今…

つゆと麺、具材のどれも完璧な一杯

ある冊子の取材で東区の『川井屋』へ行ってきた。創業は大正10年。店主の桜井太郎さんは、3代目。平成元年、23歳のときに店に立ち、今年で29年。先代から店を継いでから、新たに増やしたメニューはなく、逆にお品書きから外したメニューがあるという。 「昔…

客のリクエストから生まれた「えびおろし」

たっぷりの大根おろしと大ぶりな海老天をのせた「えびおろし」。きしめんのほか、うどんやそばもある。温かいものも用意している店も多いが、冷たいつゆと麺で味わうのが基本だ。写真の「えびおろしきしめん(冷)」は、中区錦3丁目にある『総本家 えびすや…

外食産業が「幅広きしめん」を採用!と、喜んだのも束の間

栄や名駅など名古屋の都心での取材時に次の仕事までの時間を潰すために千種イオンを利用する。入庫から2時間無料の駐車場があるからだ。先日、ちょうどお昼時だったので、ランチを摂ることにした。 選んだのが2Fのフードコート内にある『まこと本舗&千種亭 …

『どんどん庵』の白つゆを初体験!

セルフうどんチェーン店『どんどん庵』。家の近くにあるので、よくランチに利用している。私が注文するのはいつも、きしめんとイカ天と決まっている。そして、つゆに名古屋味の「赤」、つまり、たまり醤油を使ったつゆを選ぶのも毎度のパターン。↑写真がきし…

「海老おろしきしめん」はきしめんの最高峰だ!

丼ものの最高峰って何だろう。ここ何年かで流行ってるローストビーフ丼?それともステーキ丼?いや、マグロ丼?海鮮丼?それとも鰻丼か?では、きしめんの最高峰は何か。私は「海老おろしきしめん」だと思う。その名の通り、海老天と大根おろしをのせたきし…

名古屋エリア限定の「志の田」をご存じか?

少しシリアスな内容が続いたため、ちょっとここらで箸休め(^^;) 私は初めて訪れる店できしめんを食べるなら、「かけ」と決めている。うどんと違って、カマボコや煮揚げ、青菜(ホウレン草など)、花かつおと具材が豪華なのでシンプルな「かけ」でも十分に楽…

きしめんといもかわうどん2

いもかわうどんを再現しているのは、刈谷市一ツ木町にあるうどん店『きさん』。詳しく話をうかがう前にまず、いもかわうどんの麺を見せていただいた。 これがいもかわうどんである。平打ちなのはきしめんと変わらないが、最大の違いは色。きしめんは真っ白だ…

きしめんといもかわうどん1

数ある「なごやめし」のなかで最も古いのが、きしめん。平打ちした麺をたまり醤油を使ったつゆにホウレン草などの青菜、煮揚げ、花がつおを盛り付けたスタイルは江戸時代の終わりから明治時代初期には確立されていたらしい。きしめんは、今も昔も大衆のため…

きしめん人気復活のカギとなるのは

2年ほど前から、きしめんの旨さにハマった私。今では週2回以上のペースで食べている。身近にこんな旨いものがあったのに、気が付かなかったことがライターとして情けないったらありゃしない。 これまで何度かグルメ情報誌『おとなの週末』やグルメ情報サイト…

きしめんの真骨頂は「つゆ」にあり。

10年ほど前になるが、仕事で香川県へ行ったとき、生まれて初めて本場の讃岐うどんを食べた。世の中にはこんなにも旨いうどんがあるとは!と、感激した。ところが、今年3月に再び香川県で讃岐うどんを食べたとき、前回のような感激はなかった。名古屋の百貨店…