永谷正樹、という仕事。

フードライター、カメラマンの日常を書き綴ります。

NHK『さらさらサラダ』の公開生放送へ。

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ある雑誌の取材で数多くの飲食店を取材・撮影することになった。今回は、これまで私が何度か取材に訪れている店に限定したので、基本的には撮影のみ。とはいえ、1日でこなせるのは3軒が限界。5軒、6軒こなせるデキるカメラマンもいるだろうが、私にはムリだ。

飲食店取材のスタートは、ランチ営業している店の場合、それが終わる15時頃から。居酒屋などディナーのみの営業の場合は14時頃。さらに、営業がはじまる午前中に取材を受けてくれる場合もある。

悩ましいのは、午前中の撮影が終わって、14時までぽっかりと時間が空くことだ。約3時間。名古屋市内から自宅に戻ると、往復1時間。昼食を30分くらいで済ましたとして、自宅での滞在時間は1時間半。1時間半でできることもあるが、そのためにわざわざ自宅へ帰るのも何だか面倒臭い。

今日は、午前中に伏見の御園座の近くで、午後は錦3丁目で撮影。そこで思いついたのは、福田ちづるさんがMCを務めるNHK『さらさらサラダ』。

www4.nhk.or.jp

番組はNHK名古屋放送センタービル1階・プラザウェーブ21より公開生放送、つまり、誰でも見学ができるのだ。ちづるさんと私の共通の友人である平山ちゃんを誘って行くことに。当初はちづるさんには内緒で行くつもりだったが、事前に知らせておいた。

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11時すぎにNHKに到着すると、席は半分ほど埋まっていた。写真には写っていないが、左端の方でちづるさんは西川カークさんと普段見せないような(笑)真剣な表情で打ち合わせをしていた。そういえば、テレビの現場で仕事をするちづるさんを見るのは初めてかもしれない。

そして、11時30分。公開生放送がはじまった。今日は連続テレビ小説「まんぷく」に出演していた俳優・藤山扇治郎さんをゲストに迎えて、仕事やプライベートについて聞くというのが、MCであるちづるさんと西川カークさんの仕事。

CBCや東海に出ていた頃のちづるさんは、元気いっぱいで、美人なのに面白いというイメージだった。しかし、それはレポーターとしての福田ちづるである。今日、私が見たのはMCとしての福田ちづる。物腰がやわらかくて上品。だからといって、キャラが立ってないわけではない。

トップのモノクロ写真は、4月8日(月)第1回目の放送。ちづるさんが自己紹介をした後に

「本当に出てる、NHK」と言ったのを私は聞き逃さなかった。この台詞、スゴイと思った。ちづるさんは民放のイメージが強かったのだが、このひと言で“NHKの人”となったのだ。そこに福田ちづるの凄さを見たような気がした。

そして、私の中で、もう一つ目標ができた。それは、『さらさらサラダ』に出演すること。フードライターでも、カメラマンでも、何でもよい。とにかく番組に相応しい自分になること。それを今後の仕事のモチベーションにしようと思っている。ちづるさん、待っとってちょ。