ゆったりとしていた7月、8月とは打って変わって、9月あたりからだんだんと忙しくなってきた。
「お前ごときが何を生意気な」と思われるかもしれないが、基本的に私にしかできないことをやろうと思っている。
では、それ以外は断るのかというと、そうではない。私に協力してくださるブレーンに手伝ってもらう。このブログでも紹介した、H子もその一人である。
H子は9月半ばから1ヶ月以上も取材のアポ取りと電話取材をコツコツとこなしている。原稿は彼女が作成した取材メモを基に私が書き、昨日、校正の一部が届いた。取材先にそれを送って確認してもらうのもH子の仕事である。
私の手伝いもあともう少しで終わるが、同時進行でH子自身が提案して、GOサインが出たプランも前に進めねばならない。この記事が掲載されれば、いよいよライターとしてデビューすることになる。読者の心を動かすような記事が書けるようにアドバイスをしようと思っている。
先日、3年ぶりに単行本のオファーをいただいた。しかし、私が得意とする食の分野ではなかった。それは編集担当もよくわかっていて、誰かライターを紹介してほしいとのことだった。
そこで少し前に仕事のことを相談したある人の言葉を思い出した。それは、
「会社にしたということは、仕事をお願いする方もナガヤさん1人ではないと思うはずだから、自分では無理だと思うことでもナガヤさんから誰かに頼めばよい」というもの。
この状況はそのまま当てはまる。私は旧知のライター仲間に声を掛けて協力を仰いだ。すると、大変興味を持ち、快諾してくれた。いやー、本当にありがたい。
結果、私が取材をして、H子がそれをまとめて、ライター仲間が原稿を書くことになった。株式会社つむぐがチームとして動く日が来たのだ。
このスタイルを今年から来年にかけて定着させたい。そして、多くの仲間と仕事に取り組みたい。